暗月

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3/26/2024, 5:37:43 PM

ないものねだり

俺は欲しいものは安い物だけならなんでも手に入った。すると、高いものにも手を出したくなる、お金は無いのに物欲だけが高まって行く

俺が手に入るものは物だけで人望も友達もいなかった。
もう物じゃ欲は満たされない。

友達が出来た。
1人の自由の時間が大量に減った。

友達と縁を切り時間を手に入れた。
何故か前よりも虚しく感じてしまう。

1人は寂しい

友達が欲しい

2/4/2024, 8:24:50 PM

Kiss

「俺のファーストキスは苦いコーヒーの味だった。」
これだけ聞くとロマンチックに感じるだろうけれどいいものでは無かった。ファーストキスを奪ってきた奴は嫌がる俺を無理矢理、手足を拘束し、キスをしたんだ。初めてを好きじゃない相手に、それも無理矢理奪われるなんて
なんて惨めなのだろうか。

1/20/2024, 1:49:30 PM

海の底

あぁ、今は何時だろうか
光が届かないこの場所は地上よりも圧力が高く潰れそうだ。
重い、身体の感覚が全く感じられない。
いつになったら此処から抜け出せるのだろう水の音は聞こえるが他には甲高い耳鳴りしか聞こえないし正直辛い。
全く動けない俺の横をのそのそと横を通る深海魚は何を考えているのだろう。生きる事は当たり前だろうが何か考え事をするのだろうか…魚にならないと分からない事を長々と考えていても無駄だが、俺は他に何も出来無い
そのうち無気力になり意識も無くなり朽ち果てるのだろうか、分からない不安だけが積み重なる
「怖い。このままでは嫌だ。助けが欲しい。誰か、助けて」
と、叫んだが声が出ない。はくはくと口を動かした気がするが何も聞こえない。
この恐怖から逃れることはもう出来ないのだろうな。

1/5/2024, 3:20:08 PM

冬晴れ

今日はいつもに増して空に雲が無く少し薄めの青が広がっている。今日は天気予報で暖かいと聞いたから少し公園に走りに行こう。そう思って家を出る支度をする。
いつもの斜めがけバッグに眼鏡、カメラ、少し小さめなスケッチブックに鉛筆などが入った筆箱を入れスマホを持つ
防寒対策にジャンバーを羽織る薄手だけどまぁ大丈夫だろう…
準備が終わったのでお気に入りの白のキャップと靴を履き外に出る
冬は空気が澄み切っていて呼吸もしやすく眺めが良い。はぁ、と息を吐いてみるが白くならない。それ程暖かいらしい
数分歩くと公園が見えてきた。あまり遊具は無くただ広いだけのようにも見えるが木が多く自然豊かなのでスケッチしがいがあるのでたまにここの公園に来てはランニングがてらスケッチをして帰る。今は葉も雪も無いがこれはこれで良い
さて、走ろう。前まで引きこもっていて体を動かすのは面倒だったけれど今じゃいい気分転換になっていて創作意欲も湧いてくる。走っている間に頭の中を整理させることも出来るから家に帰った後、描く内容などのイメージが固まるしいい事だらけだ
…数分走るといい感じに疲れてきたのでベンチに座りスケッチブックを取り出す。公園の柵、木、澄んでいる空を入れ描き写す
1時間くらい経っただろうか少し寒くなってきた
まぁ、ザックリとしたイメージは描けたから細かいところは写真に撮って家に帰ろう。次晴れた時は暖かいものを持ってきてもっといろいろ描こう。夜にもまた来るがまぁそれは別として、
次が楽しみだ

1/2/2024, 4:13:42 AM

新年

「新年明けましておめでとうございます」
お年玉を貰い届いた年賀状を眺める
俺も描かないとなと思っても全く頭が回らず落書きに時間を費やしていた
今年もたくさん絵を描いて過ごそうかな…
朝起きれるようにもしなければいけないけどそこはちょっと、大目に見て欲しい他の事頑張るからさ、学校にも少しづつだけど行くよ
だから、「今年もよろしくお願いします。」

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