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12/23/2024, 11:28:18 PM

松任谷由美の曲のひとつに「恋人はサンタクロース」というものがある。小さい頃は、とくに意味もわからずにその曲を耳にしていた。しかし、大人になり親からプレゼントをもらえなくなってからやっとこの曲や彼女の伝えたいことがわかってきたように思う。大人になってからは、プレゼントをくれる存在は恋人だけなんだと伝えたかったのだ。夫や妻になると、自分より子供の方に目がいきパートナーに対してプレゼントを用意することを忘れてしまう。だからこそ、恋人はサンタクロースなのだ。

12/15/2024, 1:42:43 AM

 地元に、冬が近づいてくると毎年のようにイルミネーションで飾り付けをすることで有名な家があった。幼い頃、私はそれを見るのを楽しみにしていたことを今でも覚えている。しかし、ここ数年はその家は真っ暗になってしまった。イルミネーションをやめてしまったのである。聞くところによると、旦那さんの浮気で離婚をしたようだ。おそらく、その前から不仲ではあったのだろう。しかし、近所の人にそれを察せられないように少しでも幸せな家庭だと演出するように家を飾り付けていたのかもしれない。しかし、離婚をしたことでそれをする必要がなくなったのかもしれない。

12/6/2024, 11:24:58 PM

 この世に生きる者はみんな、砂時計を持っている。それは、神々やご先祖から私たちがあとどれくらい生きていられるかわかるように生を受ける瞬間に授かったものだ。当たり前だが、それは毎日減っていく。すべて使い終わったときに私たちはもうこの世にいない。そんななか、1回だけでいいから砂時計を逆さまにしたい。欲深いと思うけど、両親や同僚と過ごしたい。それに、2回目の人生なら今は苦手な人のことも少しは好きになれるかもしれない。どうせなら、周りの人のことを愛せる状態で亡くなりたい。それが、砂時計が逆さまになって2回目の人生を送ってからでもいい。まぁ、それは他力本願で現世においてあの上司から好かれる努力をしろよって自分にいいたい。

12/3/2024, 11:58:36 AM

 さよならとは不思議な言葉だ。昔は、さよなら=本当の別れであった。SNSなどの発展していない時代では別れの言葉を交わした後は次に会う機会まで交流することはない。あったとしても、電話で話すくらいである。それが、今では別れたあとにLINEなどで寝るまでやり取りをするのが当たり前になってきた。それを思うと、さよならという言葉は現代に馴染まないのではと思う。さよならも言わないでいいのではとさえ感じるようになった今日この頃である。

12/1/2024, 12:43:18 AM

 慰めるときに、「頑張って」と同じくらいよく使われる言葉が「泣かないで」である。しかし、この言葉は本当に相手のことを思っているのだろうか。辛いときは、身体やこころを休める時間が必要だ。悲しいことがあったときは泣くことでそれを発散することができる。頑張ることをやめてこころや身体を休める、思いっきり泣いて元気が出る経験は誰にでもあるでしょ。それなのに、その2つをやめろという人は何を考えているのだろう。まぁ、休みを取ることや泣く選択をした人に優しくする自分アピールがしたいだけでしょとしか思えない。本当に、相手を思う人はその人が立ち直ったり泣き止むまでそっとそばにいてくれる。

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