未来への鍵
自分の未来を変えるものとは何だろうか。
私は、勇気だと思う。私は、発達障害を抱えている。障害者手帳をもち、障害者雇用で働いている。私が、発達障害と診断されたのは社会人3年目の頃である。職場へミスをすることが多く、病院に通ったところ発達障害と診断された。実は、大学の頃に就職がうまく行かずハローワークを訪れたときに色々な検査をして発達障害の可能性を指摘されていた。しかし、母親は結婚に影響が出るとのことで病院につれていってもらえなかった。しかし、さすがに私が仕事をやめたときに現実を理解したようで病院に行き障害者手帳も申請した。そこから、私の生活は楽になった。辛いことはあるけど、健常者として見られその期待に応えようとしていた前職よりもはるかに気が楽になった気がする。
もし、大学生の頃に親が障害を認め動いていたらと思うことがある。その経験から、未来への鍵は少しの勇気を出さないと取得できないと思う。
「今年、初のセブンコーヒーだね」
今日、2025年に入って初めてセブンイレブンのコーヒーを飲んだ。思わず、同じくセブンコーヒーを楽しむ父にかけた言葉。父からは、笑いながらまだ今年になって3日目だぞと返ってきた。
そう思うと、人間って不思議な生き物だ。普段、起きるのが苦手な母が初日の出を見るために早起きをした。正直、日の出なんていつでも楽しめる。元日の日の出と12月31日の日の出はどう違うのか?今日、口にしたコーヒーと3日前に楽しんだコーヒー(どちらもセブンイレブン)でどこが違うのかを私は説明できない。もちろん、日の出はその日の天候によって見え方が異なるだろう。セブンイレブンのコーヒーも、その日の体調やコーヒーマシンの手入れの状況によってか同じ店でも味が全く一緒ということはない。しかし、それでも1年の初めは何か特別に感じる。
研究者やその卵はすごい。
昨日、私は運動がてらに地元の大学を訪れた。
そこは、国立の大学で校庭を地元の住民にも開放しておりよく訪れる。その日も、いつもと同じように家をでて大学まで向かった。驚いたのが、もう年末だというのに電気がついている建物があった。よくみると、その建物の前に工学部キャンパスとの看板がたててある。おそらく、どうしても終わらせたい研究があったのだろう。わたしもかつては大学に通っていたので冬休みを待ち遠しくなる学生さんの気持ちがよくわかる。それを未来の日本のために捧げてくださる気持ちが素晴らしいと素直に思った。研究者の卵である学生さんにとって素晴らしい冬休みになることをお祈りします。
かつて、テレビが登場したときは白黒で高級品だった。それが、今や持っていることが当たり前になりテレビとパソコンを繋いでYouTubeをみることも当たり前になってきている。それだけでなく、多くのものが発展してきた。そんな、変わらないものはないないといいきれる世の中で昔と同じものがある。今、親族を騙りお金を振り込ませる詐偽が増えてきているようだ。世の中の発展、とくにSNSの普及により昔より詐偽の手法が増えてきた。マッチングアプリを利用したロマンス詐偽を耳にしたことのある人も少なくないだろう。そんななか、世間の人が忘れた頃に従来の詐偽の代表といっても過言ではないおれおれ詐欺が流行りだした。
今も昔も、大事な人に対する愛情を利用した人間がいてそれを利用する人の心だけは今も昔も変わらない。
松任谷由美の曲のひとつに「恋人はサンタクロース」というものがある。小さい頃は、とくに意味もわからずにその曲を耳にしていた。しかし、大人になり親からプレゼントをもらえなくなってからやっとこの曲や彼女の伝えたいことがわかってきたように思う。大人になってからは、プレゼントをくれる存在は恋人だけなんだと伝えたかったのだ。夫や妻になると、自分より子供の方に目がいきパートナーに対してプレゼントを用意することを忘れてしまう。だからこそ、恋人はサンタクロースなのだ。