詠み人知らず

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7/7/2024, 4:14:05 PM

好きなら毎日会いたいじゃんね

神様、もう許してやってよ

◼️七夕

7/6/2024, 1:07:17 PM

学生時代に親友だった彼女

三年間ショートカットを貫いた

お菓子作りが大好きな

利発だけどおっとり喋る

今はもう異国にて母になっている彼女

たまに柔らかな思い出を反芻しながら

彼女との間に子供ができたら

こんな感じだろうかと想像してみる

彼女の強さ、賢さ、優しさと

私の苛烈さ、傲慢さ、孤独を

併せ持って育つだろう

名前は何がいいだろう

◼️友だちの思い出

7/6/2024, 9:33:18 AM

人は死んだらお星様になるのだと

誰かが言ってた

つまり、彼方に煌めく星の

一つ一つに物語があるということだ

無数に輝く物語を背に今、

あなたの元へ駆けていく

あの星々に誇れるように

あなたの隣へ

その涙を拭ったら新世界へ

二人で行きましょう

◼️星空

7/5/2024, 8:29:58 AM

自分には何も無いなんて

落ち込むことはないよ

人は言葉を飲み込んでしまいがち

あなたの素敵なところ

伝えようとして伝えられなかっただけだよ

私も伝えればよかった

お洒落なクッキーの缶に仕舞い込まれた

**宛のたくさんの手紙

**の良いところが

たくさん綴られた手紙

出せなかった手紙

◼️神様だけが知っている

7/4/2024, 9:31:09 AM

美しく並んだ葉を切り落とし

可憐な蕾は摘み取って

そうして過去から現在まで

生き筋をひとつにして

ここまできた

私が気付いていないだけで

間違っていた選択も

たくさんあったのかもしれない

けれど

今ここにいることは

決して間違いではないと

不思議な確信がこの体を満たしている

葉を、蕾を容赦など一切なく

剪定された薄紅の薔薇よ

今はただ、空へ空へと伸びていけ

雲を貫き、虹を越えた

高く清らな場所で

次の季節には美しく花開き

力一杯結実するだろう

◼️この道の先に

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