満員電車にぎゅうぎゅうに押し込まれて出勤する毎日。これだけ人が接近しているんだから、痴漢と間近みえられないように、努力されている男性も大変だろうと思う...。
いつまで続くのかな、、この生活。
電車が揺られる度にみんなが同じ方向に押され、移動する。なんとか倒れないように、窓に手をかけた瞬間、ものすごいスピードで通り過ぎる隣接するマンションのベランダにいる人とバッチリ目があい、手を振っている人が見えた。
え?
と思っている間に、通り過ぎてしまった。
ただ単に、電車に手を振ってただけかもしれない...。
次の日も、同じ車両の同じ位置に乗りこみ、また次の日も同じことをしたけど、必ず同じ場所にいて私を見て手を振っている人がいる。
おじさんなのか、おばさんなのかさえ分からないほどの速さで通り過ぎるのに、手を振っている事だけははっきりと見えた。
咄嗟におかしくなって、ぷっと吹き出しそうになった。
苦しいと思っていた朝も、ちょっと目線を変えたら楽しいことに繋がっていきそうで、ちょっとだけ、明日が来るのが待ち遠しくなった。
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【お題】窓から見える景色
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私は高いところが苦手だ。
それなのに、友達はどんどん高いところに上がっていく。
遠くから、みんなが上がってるところを見守ってる方が私にはあっている。
「気をつけてね」
「無理なくね」
「私は大丈夫だから」
そんな言葉を繰り返しながら、上に行く人たちを見守っている。
人生も同じかもしれない。
上に登ると景色が違うのかな。
遠くまで見ることが出来て、もっともっも心の広い自分になれたりするよかな……。
それでも私は、高いところが苦手だ
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【お題】ジャングルジム
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何をやっても長続きしなかったり
ものにならなかったり……
不器用な子の【やりたい】という気待ちだけを考えて、ここまでやってきたけれど
後悔は無いよ。
何事も経験。
何事も無駄にはならない。
今もあなたの【やりたい】という気持ちを待っているよ。例え出来ないと分かっていても……そう思える心が大切。
そんな自分の思いものせながら
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【お題】大事にしたい
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好きな芸能人と、もしも映画に行ったら……と脳内で考える。
人目を避けなければならないから、時差で入って、1番後ろの席を陣取ってこっそり観る。
残念だけど終わる寸前で、どちらかが先にでて、もう1人を待つ。それでも2人だけの時間を過ごせて幸せ。
「あー、もう最高じゃない?」
私の話を聞いている友達の口角は上がっているけど、目が笑ってない無い。これは、間違いなく、心の中でバカにしてるってやつだ。
「いいなぁ、幸せそうで」
いや、私にだって悩みはある。あるからこそ、妄想という誰にも迷惑かけず楽しめる技を持っていると言ってもらいたい!
氷が溶けたアイスコーヒーを、1口飲んだ。
「羨ましいでしょ」
友達も、氷の溶けたアイスコーヒーを1口飲む。
「ふふ、ほんとにー」
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【お題】花畑
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誰が悪いわけでもなく、ただ自分の気持ちが下がっている。
これはなんなんだろう。
誰も自分を認めてくれないから寂しいのか……目立っている人をみての嫉妬なのか……
自分ってダメな人間
どうせ私はさ……
もういいや……
知らない……
こんな言葉が心の中に出る時は、そんな時こそ、真っ青な空を見て前を向きたいのに……土砂降りの雨。
ああ、私の代わりに泣いてくれてるの?
だとしたら、もういいよ、泣き止んで。
雨がやんだら、あなたが作った大きな水たまりを飛び越えて行くから。
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【お題】空が泣く
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