あの頃の私へ

色々と不安事あるよね。でも大丈夫だ。
生きていればいつか過ぎていくから。
思ってたよりなんてことないから。
沢山外に出て、沢山人と関わって、
沢山写真も動画も撮っておいてね。
何気ない会話が活力になること知っててね。
やりたいこと全部やろうな！！！

逃れられない

逃れられない苦しみ。逃れられない時間。
逃れられない運命。逃れられない死。
だから私たちは受け入れる。
それを乗り越えた先に何かがあると信じて。
今日も、明日も、この先ずっと。

また明日

また明日と言い合った彼女に、明日はなかった。
それでも私の時は流れ続ける。
生き続けよう。彼女のために、自分のために。
何が自分を襲おうと。時が自分を殺すまで。
それじゃあ君もまた明日、生きて会おうね。約束だ。

透明

透明だったあの子。
透き通っていて、光を反射して、
誰もが目を奪われるほど輝いていて。
ずっとずっと、愛されていた。
けれどある日、少し黒く濁ってしまった。
その濁りを見た人は殆ど、あの子を見放していった。
少し汚れただけなのに。少し間違えただけなのに。
久々に見かけたあの子は、真っ黒く濁りきっていた。
輝いていたあの頃とは比べ物にならないほどに。

理想のあなた

もっと綺麗になって、もっと気遣って。
もっと私好みになって。
そうしてわがままを続けていたら、
私の好きだったあなたは、
ただの優しい誰かになっちゃった。