#3 後悔
私は国立H工学大学生
日本にある大学の中でココにしかない特殊なプラズマ実験装置の実験に参加している学生だ
どんな特殊な装置なのかワクワクなのだが初日からつまづき、かなり気難しい装置でなかなか思うように上手くいかないプラズマ実験
そんなある日プラズマ発生装置の配線をミスしたのか
\\\ ドガーーーーーーーーン////
とんでもない爆発音のような轟音が鳴響き 実験室のある建物が地震のように物凄い揺れを起こした
配線をミスしたのは私?それとも先輩か後輩か?
なぜこうなったのか…後悔後にはたたず…というか後悔がどうのこうの言ってる場合では無い。
とんでもない爆音を聞き付けた建物の人間が一斉に私達のプラズマ実験を行う部屋に集まって行く。
勿論 教授も来る…
もう逃げ場はない どうしたら良いのか…
そこで【反省のない後悔ならしても無駄だ反省もなく後悔してウジウジ考えるくらいなら考えるな】父親に昔言われた言葉が思い浮かんだ。
そうだ、もうなったものは仕方ない…
今はなぜ失敗したのかを突き止めよう、後悔が、どうとかいつでもできる、とりあえず混乱してる実験室を落ち着かせる為
私はいったん関係者だけを残し関係ない人になかなか実験室に来ない私達の責任者である中原教授を探して欲しいと頼んどいた。
とりあえず実験を行っていたメンバーで今日やってた事を話し合いミスがないか探してみた…
結果…誰もミスしていない…と思う…ちゃんと教授に言われたようにやる部分はやり アレンジして実験する場合 中原教授に聞きに行ったけど責任者である中原教授は、いつもいないので、中原教授の上の井上教授に聞きに行って相談もしていた。
井上教授は正直怖い…相談に言ったらコテンパンに言われる…その分…相談して通ったやり方は絶対にミスなんかしない、したら『井上教授になんと言われるかと…((´・ω・`;))ブルブル』怯えるメンバー
なんて話し合いを、まとめたら一応
自分らが分かる範囲内ではミスらしいミスはなかった
そして実験室に井上教授が現れた。
私は覚悟を決め 今起こった事とみんなで確認した事を説明した
しかし 流石は教授 私達が思いもしなかった事を指摘され皆 青い顔をしていた。
が、教授は冷静にその指摘した部分を実験室にいる全員で確認しようという事になり
教授と一緒に原因を確認したが何の問題もなかった。
じゃあ、いったい何が原因だったのか分からない…とりあえず教授が「私の方から責任者である中原教授に聞いてみる、とりあえず今日は片付けて皆帰れ」と言われ解散
皆 もう何も言わずに死んだ目で家路につく…
私も…似たような もんなんだろうな?
もし私たちが原因で壊れたらどうなるのか…あんな高額な装置ぶっ壊したりでもしたらどうなるのか…なんか5000万するとか聞いたような…そう考えると怖くなってくる。
あーでもないこーでもない…考えれば考えるほど気が沈む…コレが後悔なのかな?
【後悔してウジウジ考えるくらいなら考えるな】父親の言葉が思い浮かぶ
「分かるけど無理だろ?」なんて思わず言葉が出た。
が、考えても答えは出ないので、もう後は井上教授に丸投げ…もうやった事は仕方ない…なるようになれ!
そして開き直って現実逃避!
家に帰ってAPEXやってた…
APEXで何回かチャンピオンとって
少しは気が晴れたところにメールが届いた…
メールは井上教授からだ
【ミスの原因は中原教授が原因だった…詳しい話は追って連絡する。お前達が失敗して話し合って、まとめた内容が今回の中原教授のミスを突き止める一因に至った、ざまあみろ… ちなみに私がこんなメールをお前達に送ったのは中原教授には内緒だぞ。あと明日からは881号室の実験を手伝え】
メールを見た私は
( ´^ω^`)ブフォwww
笑った🤣
あまりにも実験室来ないから中原教授はどうやら井上教授に嫌われていたらしい。
本当にざまあみろだwww
とりあえず 私は…いや私たちは…助かった…
仮に特殊なプラズマ実験装置壊れても中原教授のミスが原因なら、まず私たちは大丈夫だろう。
でも井上教授の意外なメールの文章の送り方に笑ってしまった【ざまあみろ】
めっちゃ気難しい感じの教授なのにギャップ凄いな…(*`艸´)
なんて安心して気が緩んだら…
いつの間にか寝落ちした…
次の日、起きた時に思った
【反省しない後悔はしても無駄】というのが思い浮かんだのが良かったのかもしれない
ありがとう父親!
そして私の閃(ひらめき)!
しかし、その日、私たちは とてつもない後悔をする事になる…
後で知ったことに井上教授の【881号室】実験の手伝いは…
【881=やばい】実験なんだとかいう噂が後(のち)につく実験だという事を私たちはまだ知らなかった…。
━━━1割ノンフィクションᗢᘏو━━━
-後悔-
#2 赤い何か…
たまに暇な時に学校の屋上や自分のクラスからボーッと景色を眺めてるんだけど…
かなり遠くの方に何かが見える…
駅のハズレの所ら辺に赤いものが見える…
屋根に棒が刺さっててるみたいな感じで
棒の先に赤い何かが見える
俺は目が悪いから良く分からないのだが
見た感じ、あの辺は駅のはずれの住宅街なんだが…気になる…
しかし赤い何かは学校が終わる時間には気がついたら消える…
何があるのか近くに行ってみようかな~なんて思い
下校中に、なんとなしここら辺かな?という所に行くのだが …あの辺の道は碁盤目状になってるのと、どこもかしこもパ〇ホームが建てた似たような作りの家が多すぎて分かりにくいのだ
どうしたものか…
とりあえず赤いのが何なのか気になるのである日、目の良い友達に「あの駅のハズレにある赤いの何かわかるか?」と窓から指刺して聞いてみたが…
「どれ?」と言われる…
おかしい?他の人にも聞いてみたが
誰に聞いても
「どこ?」「そんなのある?」
「どこに赤いのあるの?何も見えないけど?」と言われる始末…
あれ?俺にしか見えてないのか?
???
なんで俺だけが見えるんだ…謎だ…
しかし…
ますます気になる…
なんで俺にしか見えないのか…
なんとかして見てみたい…が… あの赤いのは平日にしか見えない…土日には赤いのは見えないのだ…
どうしても確認してけりゃ 学校サボらないといけない…
サボってまで見たいかと言われるとそこまではない…
仕方なく諦めて今度は双眼鏡で覗くことにした
ある日昼休みに屋上から双眼鏡で覗いてみると …
その正体がわかった…
……
……
…なんて都合の良い事は…
…起こらない…
何故か棒が屋根から伸びてるだけで…
赤い何かは見えない…
双眼鏡を離し肉眼でな赤いのは見える…
なんなんだろうアレ…
それからも色々と試したが赤い何か分からない…
やっぱ学校サボらないとダメなのかな?
なんて思ってたが…
…それが何なのかわかった…
教えてくれたのは弟だった
弟はたまに不思議な体験をするやつなので
案外わかるかもと思い、赤いなにかの話をしたら
弟「兄貴もあれ見えてたの?」と言われた
俺「やっぱり?お前見えるの?」
弟「見えるよ…でも見えてる人は少ないかな?」
俺「少ない?」
弟「友達に聞いても、見えないばかり言ってた。調べたところ俺の学校で見えてる人は俺を含めて2人かな?」
弟は霊感が強いので見えないものが見えたり声が聞こえたりするタイプなのだ…
俺「お前が見えるって事は霊の類(たぐい)なのか?」
弟「そうかもしれないし…そうじゃないかも?」
俺「どういう意味だ?」
弟「近くまで行ってみないと区別つかないんだよね🤔」
俺「あの赤いやつ、お前の学校から近いけど区別つかないのか…」
弟「( ゚ー゚)ウ ( 。_。)ン
もちろん俺の学校あそこと近いからすぐ見えるけど区別つけるほど近くはないんだよね」
俺「俺の学校からは遠いから見えないんだよな…」
弟「兄貴、目が悪いからな…」
俺「で…あの赤いの何なの?」
弟「あれ…赤いフンドシ」
俺「(゚д゚)ハァ?」
弟「詳しくいうと、特定の人にしか見えない赤いフンドシの幽霊みたいなもの…かな?」
俺「俺、霊感ないよ?」
弟「ある日、突然目覚めるとかあるかもね?俺の兄貴だしね(笑)おめでとう(・ω・ノノ゛☆パチパチ」
俺「(;-ω-)ウーン…兄弟だからとか関係あるのか?」
弟「霊感あると見えるのかどうかわからないけど、どうなんだろうね🤔ちなみにお父さんには見えないけどお母さんはあの赤いフンドシ見た事あるらしいよ」
俺「(゚д゚)マジカ」
弟「なんでもお母さん見た時は夕方にでかい赤いフンドシが前から飛んできて、そのフンドシから必死に逃げてる人がいたらしく、それ見て必死に笑い堪えてたんだって…フンドシに追っかけられてた人は見えてたんだろうね」
【赤いフンドシ】に追っかけられる人…
その絵面を想像すると…(´^ω^`)ブフォwww
思わず吹いてしまった
俺にしか見えない事に特別感があったが…
どうやら俺の家族には割と見えていたみたいだ
弟「ちなみにその面白シーンに出くわした次の日にお母さんの守護霊…赤いフンドシ装備してたよ」
俺「アヒャヒャヒャヽ(´>∀<`*)ノアヒャヒャヒャ!!腹いてーやめろー俺の腹筋を割る気か🤣」
弟「別に兄貴をシックスパックにエクササイズするつもりないんだけどな…🤔」
俺(゚∀゚)アヒャヒャヒャヒャヒゴッ!!!ゴホッ!ゴホッェオエェー!!
笑いすぎて吐きそうになった…
しかし少しだが 謎が解けた…
まさか平日、教室の窓から見えていたのが
赤フンが たなびいてとは思いもしなかった(*≧艸≦)
赤フン だということが分かった後 面白くなり毎日、観察してたら6時限に時々、赤いフンドシが棒から離れて飛んでいくのが見えた…まさに風に身をまかせ飛ぶように…
ヒラヒラと飛んでいく…
そんな日もあれば
飛んだかと思うと …
それに逆らうように元の場所に戻ろうとバックしているのも見た…
あの赤フン いったいなんなんだ…
意味が分からない…
意思でもあるのだろうか?
霊の類なのだろうか?
弟も同じ時間にその光景を見ていたらしく
弟は、あの赤いフンドシにあだ名をつけた
弟「赤フン一反木綿に決定」
一反木綿(いったんもめん)はアニメ鬼太郎に出てくる
「鬼太郎ど~ん」とか九州弁で話す10mくらいのヒラヒラ飛び回る白い布の妖怪だ
布が妖怪化した付喪神(つくもがみ)みたいな感じかな?
一反木綿とか付喪神
分からない人はググッてくれ∠(´°∀°)/
俺「あの赤い布「鬼太郎ど~ん」みたいな感じで人、追っかけ回ってるのかな?」
弟「しゃべるれるのかな?まあ布っていうかフンドシだけどな…」
俺(´^ω^`)ブフォwww
終始 赤フンにツボった俺なのであった。
そんな感じで 赤いフンドシ改め、赤フン一反木綿は見える人から、どう思われているのか知らんが
今日も時々、6時限目にヒラヒラヒラヒラ 我が物顔でお空を風に身をまかせ飛ぶのであった…。
-おしまい-
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-風に身をまかせ-
#1 「1年ぶり」
1年ぶりにコレ書いてるんだけど
全部アカウントごと消してたから
前のヤツ 読めなくなった( ºωº )チーン…
Monogataryの方にうつしたのはそっちで読めたけど
ここでしか書いてない奴は
全て消えてしまっている( ꒪⌓꒪)白目
前のやつ読みたかったのにーーー!!
1年前の私のバカヤローォゥォゥ(」´Д`)」ォゥォゥォゥォゥ
テーマ -失われた時間-