5/5/2024, 5:25:39 PM
歪んで、独りで生きることを正解にしようとした自分は、君と出逢って変わった。
君という存在は緩やかに染み出す水に近かった。
あの日から、自分の世界は広がり続けている。
香りが、記憶と強く結びつくこと。
自分は寂しがり屋で、肌の温もりが好きなこと。
存外、人は不完全でも愛せること。
これからも、この水面は広がり続けるのだろう。
願わくば、君との日々が、幸せなままもう少しだけ続きますように。
『君と出逢って』
5/4/2024, 5:20:38 PM
耳鳴り。
空気の揺らめき。
眉間から鼻筋にかけて通る淀んだ何か。
耳を澄ましてみようととる行動は、まず目を閉じること。
視覚の切られた感覚器官は、耳に限らず残された感覚すべてを研ぎ澄ます。