夕日の太陽が世界を黒く染める
夕焼け空だけが色を持っている
まるで空が地上の色を奪ってしまったように…
逆光は世界をきれいに見せる技だと思う。
だからこそ逆光が一番現れる夕焼けを
好きになる人が多いのではないでしょうか、、、
お題 逆光
こんな夢を見た
真っ暗の中一人ぽつんと立っていた。
あたりを見回しても暗くてわからない
「誰かいないのー!」
そう声を出しながら歩いてみた、
歩いても一向に景色が変わらない闇のまま…
段々とさみしく、怖くなってきた。
歩いていると前から人の気配がした。
私は嬉しくなって小走りにそこへ行く。
でも私が見たのは、到底人間とは言えない姿をした化け物だった。
化け物は私を見た瞬間、よだれを垂らしながら走ってくる
怖くて怖くて私は全速力で逃げた。
でも大きい化け物のほうが歩幅も大きいからすぐに追いつかれてしまった。
腕を捕まれ、もうだめだと食べられると思った瞬間
私は目が覚めた。
彼は心配そうに私を見ている。
私は怖い夢を見たと言いながら彼の腕の中で泣いた。
怖かった、でも、同時に目を覚ましたとき彼がいてくれる安心感の大きさに気がついた。
お題 こんな夢を見た
『もしタイムマシーンが実在したら…』
なんて僕は考える。ずっと隣にいるって約束してくれた人はもう隣にいない…
もしタイムマシーンが実在したならば、僕は必ず彼女を助けに行くだろう、過去に戻って。
彼女は僕が最初で最後に愛した人になるだろう、、、
もう彼女以外に好きになる人はいないだろう
あれは去年の夏終わり、2年付き合っていた彼女に振られた
唐突のこと過ぎて僕は頭が真っ白になった、、
『本当にごめんなさい、でも別れてほしいの』
と、そう言われた。
お互いを理解していたはずなのに、
『ずっと一緒にいようね』って約束したのに、、、
ここで理由を聞けば良かった、ショックを受けすぎた僕は頭が回らないまま彼女と別れてしまった。
夏の終わりなのに蝉の声がうるさいほどに鳴いていた。
ならなぜ僕が彼女を助けたいと思うのか…
これは…あとから聞いた話が原因だ。
彼女が僕と分かれたのは
彼女が“不治の病”にかかってしまったからだった。
僕に心配かけないようにと病を隠しつつ別れたのだ。
彼女の母親から聞かされた…
『本当は秘密だったのだけれど』と言われながら、、、
ショックであのまま別れなければ、ちゃんと理由を聞いていれば、二人で約束したことを信じていれば、、、
何度そう後悔して泣いただろう…
僕はあれから1日も彼女を忘れたことがない、
彼女以外を好きになることもこの先ずっとないだろう…
だから、
もしタイムマシーンが実在したならば、僕はまっさきに彼女を助けに行きたいと、存在しないものに縋ってしまうのだ、、、、
お題 タイムマシーン
いつもは星だけが一緒だけど今日は違う
今日は星と、そばにあなたがいてる。
特別だからこそ、この夜が愛おしい
特別だからこそ、さみしくなる
この愛おしい時間が続けばいいのにと願う
今日は特別な夜だから
お題 特別な夜