とらた とらお

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11/1/2024, 2:37:48 PM

とある作品で喧嘩する昔馴染み達を見ながら
主人公がため息混じりにひと言つぶやいた。
「昔はああじゃなかった。
 成長すると手に負えない…」

彼らは同じ年月を経ている。
その作品では800年。
彼らはそれぞれの思想・思考をもって
生き続けている。

ひねくれた見方を800年続ければ
ひねくれた見方しか出来なくなり
公平に見る目を800年鍛えれば
より公平に近づく。

もし人の真意を悟れる人間になりたいと欲するなら
人の真意を悟ることを意識して過ごせばいい。
1年や2年じゃ変わらなくとも
10年、20年、30年と経過すれば
より真意を悟れる人間になっていることだろう。
ましてや永遠ともなればなおさらだ…。

なんでもいい、
死ぬ頃にはどんな人間になっていたいか
具体的なイメージを持っていなければ
試しにひとつ設定してみるのはどうだろう?

あとはそれを意識して過ごすだけ。
なんてことはない。
頭の片隅に置いておくだけ。
それだけだ。

変われないと思っていた自分が
気がついたら変わっていたことに
気づける時が来るかもしれない。

10/31/2024, 2:52:37 PM

理想郷…

まあ、騙されたと思って道徳経でも読め 笑

《老子 道徳経》
https://www.ginzado.ne.jp/~okoshi/rousi.html

10/29/2024, 10:56:02 AM

(題目しらず)

「あたりまえ」として認識しているもの。
実はまだ見えてない世界があるのかも。

私と同じ経験をした人は
多少共感してもらえるんじゃないかと思う。

何かを聞いて「当たり前だよね~」とか、「そりゃ当然でしょ」と当然のこととして考えている事柄。そう思った時点でどうも表層しか理解してないようなんだ。

今、「そりゃそうでしょ」と思った?
そしたらたぶん、私の言ってることの全ては理解できてない…。

更に深い層が存在していることを知った時、「当たり前」なんて軽い言葉で終わらずに「そう…!そうなんだよ。」と噛み締めながら頷く羽目になると思う。
そして、考え方は変わらないのにより多くのものが見えるようになり、人より理解してる方だと自負していたけれど、それでもまだまだ上っ面だったことを理解する。

この感覚はアハ体験に近く、身体に染み込んでくる感覚があり気持ちのいいものだ。
たぶんこれを繰り返していくことで、悟りを開くのだと思った。理解のレベルが違う。

当たり前の考えとして自分の中にあるものの、深く頷くことができない事柄に出くわした時、自分が理解してない深い層があるのかもなと思っておいた方がいいかもしれない。
これはよい指標になる。

そういう私も深い層を知ったことでその下に更なる深い層があることが見えてしまった…。今度は見えても理解が及ばない。むむむむむ…。

10/29/2024, 5:39:02 AM

相手の性格を決めつけて
人と接してはいけない。

人は想いを全て言葉にしていない
つまり、言葉にされてない想いがある
そのことを頭の片隅に置きながら
相手の話を聞かなければいけない。

これら2つのことを片時も忘れてはいけない。
それを忘れて会話をすると、
存在しない人物像を生み出すことになり、
互いに苦しむことになるから。

例えば「プライドが高く、見下している」と
性格を決めつけて相手と会話をする。
不思議とどんな発言もそう聞こえてくる。
思い遣りからくる言動も、反対の意として受け取られる。
(原理はちょうど、私が10月に投稿した「奇跡を起こすのなんて簡単だ」の原理と一緒だ)

自身の発言を勘違いされて受け取られた者は
どんなに説明しても
相手に真意を理解されることはない。
相手に捏造された人物像を取り壊せる者など
普通の人間にはそうそういない。

取り壊そうと怒ったり、必死になったり
口論になった時点で、
「プライドが高く、見下している」の一部となる。
そしてそれが、繰り返されていく。

最後に、人それぞれ性格はある。
それに基づいて言動も起こる。
けれど、全ての言動がその性格に基づいて起きているわけではない。
時には厳格に、時には優しく、時には慈愛に溢れ。
実は一貫性があるのではなく、その時々で起こっている。
これまでの自身の性格と整合性を取ろうとする人もいるけれど、私と接する時は整合性を気にしなくていいと理解すると本当にのびのびとしだす。感謝をしないと言われる人も感謝してくれる。

人を決めつけず、言葉にされてない想いがあるかもと念頭に置いておく。
それだけで、暗がりの中でもがいている人を浮上させられるかもしれない。

10/15/2024, 9:00:38 AM

(題目しらず)

私の中にいる殺し屋が
銃の試し撃ちをし始めた。

学校の校庭のような大粒の砂混じりの固い地面を、無機質な表情で見下ろして無造作に歩きながら撃っている。

あの銃はなんだ?
拳銃ではないのでそんな小さなものは想像しないでほしい。ライフルに近い形に見えるがそんなに大きなものでもない。祭りの屋台の射的に使う銃をもう少し重厚に肉付けした物くらいに思ってほしい。

重そうでもなく、適度に力を抜いて片腕を軽く伸ばして地面に向かって撃っている。

何をするつもりだ…?

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