とらた とらお

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相手の性格を決めつけて
人と接してはいけない。

人は想いを全て言葉にしていない
つまり、言葉にされてない想いがある
そのことを頭の片隅に置きながら
相手の話を聞かなければいけない。

これら2つのことを片時も忘れてはいけない。
それを忘れて会話をすると、
存在しない人物像を生み出すことになり、
互いに苦しむことになるから。

例えば「プライドが高く、見下している」と
性格を決めつけて相手と会話をする。
不思議とどんな発言もそう聞こえてくる。
思い遣りからくる言動も、反対の意として受け取られる。
(原理はちょうど、私が10月に投稿した「奇跡を起こすのなんて簡単だ」の原理と一緒だ)

自身の発言を勘違いされて受け取られた者は
どんなに説明しても
相手に真意を理解されることはない。
相手に捏造された人物像を取り壊せる者など
普通の人間にはそうそういない。

取り壊そうと怒ったり、必死になったり
口論になった時点で、
「プライドが高く、見下している」の一部となる。
そしてそれが、繰り返されていく。

最後に、人それぞれ性格はある。
それに基づいて言動も起こる。
けれど、全ての言動がその性格に基づいて起きているわけではない。
時には厳格に、時には優しく、時には慈愛に溢れ。
実は一貫性があるのではなく、その時々で起こっている。
これまでの自身の性格と整合性を取ろうとする人もいるけれど、私と接する時は整合性を気にしなくていいと理解すると本当にのびのびとしだす。感謝をしないと言われる人も感謝してくれる。

人を決めつけず、言葉にされてない想いがあるかもと念頭に置いておく。
それだけで、暗がりの中でもがいている人を浮上させられるかもしれない。

10/29/2024, 5:39:02 AM