とらた とらお

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9/25/2024, 2:31:11 PM

(題目しらず)

鬱の厄介なところは
ありもしない犯罪経験が捏造されて
その罪を自分で背負うことだと思う。

過去何度もうつ状態になっているが
程度がひどくなると
私は人を殺した…
という架空の経験が存在している。

記憶はない。
経験がある。
上手く言葉で言い表せない…。

こういうのを妄想というらしい。
被害妄想というのがあるが
それの加害者版だ。

自分を責める原因が全くなくても
自分を責め続け
そもそも責める原因が
存在していないことにも気づかない。
この点が異常だなといつも思う。

こうした犯罪歴が蓄積されていくと
犯罪者を罰しようとする気持ちから
自分をどんどん追いやっていく。

罰として与える死なのか
罪深さからくる償いの意を含んだ死なのか
諸々の苦しさから逃げる死なのか
こうなってくると自分を殺そうとしだす。

自分自身から命を狙われ
自分自身を殺そうとする。

死という第4の欲求を
理性でなんとか止めてるにすぎない。
死なないでいることがすごいんだから
死なずにいることを誉めてやって…。

死のうとするのはおかしい!と批判せず
死のうと思ってしまうのも無理ないねと
一度でいいから受け止めてやって…。

それでも死なないでほしいと伝えるのは
その後かな…?

9/24/2024, 11:07:21 AM

深く広がる青い空に
平たい雲が羽を広げている

夕暮れ
羽が赤く色づき
東西に青から赤へのグラデーション

ようやく歩けるようになった男の子
何倍ものスピードで世界が動く
世界が広がった男の子は
今度は水に目をつけたらしい

溜められた水の表面をぺちぺち叩く
叩くたびに水が撥ね
大きな波紋が潰される

どぼんと水に手を突っ込んで
ばしゃぁと水をすくいあげる
すくわれた水はボタボタと落ち
からだと地面を濡らしていく

鼻歌交じりに散歩する
気分も合わさり耳も幾分心地いい
そのときフワッと鼻腔をかすめる
まるく広がる花の香り

嗅ぎ慣れない匂いを追って
鼻で探すも見つからない
花を知る術もないまま
いくらか嗅いで諦める

商店街に女の子
楽しそうに踊ってる
大きく跳ねて小さく振って
くるりと回って「はい、おしまい」

決まった形がないものでも
見れる触れる感じれる

見れも触れも感じれなくても
形がないとは限らない

9/22/2024, 10:34:24 AM

散歩した。

少年が眺めてる。声かけた。
『一緒に探そうか?笑』
「ぁ…いや、大丈…」
(眺めるだけ眺めとこ)
「…たしかここら辺に…」
(???)
『探してんのはゴムボール?』
「いや、軟球…」
『どっから投げた?どこ落ちた?』
「この辺に落ちた」
草むらに入る。足でふみふみ。
「あった!!!」
『お?よっしゃ。』
少年に先越された。
野生になり損ねた軟式ボールが捕らえられた。

さらに散歩した。
「あの、よかったら」
(???)
自転車に乗ったおばちゃん。声かけられた。
「健康と幸せを祈りたいんですけど…。
 1分ほどいただければ。」
『ハハッ、じゃあお願いしていいですか?』
道端で目を閉じる。
(2分は経過してる。笑)
『なんで私に声かけようと思ったんです?』
ぺちゃくちゃ話した。
「あ!よかったら」
『なんでしょう??』
「野菜いりませんか?」
まん丸ナスとししとう1本。
『本当に貰っていいんですか?遠慮できないたちだから本当に貰っちゃいますよ??ありがとうございます!お気をつけて。』
遠慮なくいただいた。笑

今日はおもしろい1日だった。
昔からよく不思議な人に呼び止められる。

いや?そういえば…。
最初の少年は、私が呼び止めた方だった。
本当にあった、今日のはなし。
幸せな1日だ。

9/20/2024, 10:33:57 AM

人っていうのは

自分が真剣に抱えるものを
言葉にして現してもらった時

凄まじく感動する生き物だと思っている


最初は人に現してもらわなきゃ
抱えるものの正しい形さえ見えもしない

それでも目を凝らし続ければ
いずれ焦点が合って見えるようになる
…こともある、いつもじゃない

言葉や形にすることを繰り返せば
より正確に抱えるものが見えてくる


我々がここでやっていることもそれと同じ
真剣に抱えるものを言葉にして現している

その言葉が
相手の真剣に抱えているものを現した時

人を凄まじく感動させる



そう思ってる

9/18/2024, 5:55:43 AM

山君猛虎にも愛心あり


※山君(さんくん):虎の別名

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