8/2/2025, 12:57:34 PM
その名は親から子へ、最初の贈り物。
ひたすら幸せを願い、祈りを込める
生きるとは波乱万丈
祈りは時に翻弄され
嵐は想いを弄ぶ
荒れる波は牙を剥き
祈りの手紙をさらうだろう
時は流れ
満ちた潮もやがて引く
今日も波間に浮かぶその手紙
誰かの想いが揺れている
8/2/2025, 8:03:25 AM
水着がない
去年買ったはずの水着がない
どこへしまい込んだのか
さっぱり思い出せない
夏は君がいないと始まらないのだよ
もう8月、一刻も早く君に会いたい
7/31/2025, 9:51:16 PM
いつの間にか子どもたちは大きくなった
服の裾をぎゅっと握っていた手は
もうはるか、私よりも大きい
転んでは泣いていた足元も
おぼつかない言葉で紡ぐ会話も
もうそこには何もない
視線の端に必ずいたはずが
今は探さなければ見つけられない
成長した姿が眩しくて
時折、懐かしさと喜びと少しの淋しさと
変わらぬは親の思い
どうかいつまでも幸せで。
7/31/2025, 9:09:02 AM
平常心は武器だ。
あらゆる場面で平常心を扱える者は
最強の猛者だ。
気が強いと思われがちなあの子も
本当は弱さだって持ち合わせている。
ただ、優れた平常心の使い手なのだ。
熱い鼓動に毒されても
暗闇に手を引かれても
光の渦に取り囲まれても
貫く平常心、それが
強さと潔さを身に纏うのだ。
7/29/2025, 3:10:30 PM
振り返れば子どもの頃から
運だけは良かった。
ただ運の良さだけで生き延びてきた。
ビリ争いでは大抵
ライバルが何かしらやらかす。
トップ争いではトップを逃しこそすれ
その後の重圧からは解放された。
運の良さと絶妙なタイミングの良さは
何も持たない私の、唯一の長所かもしれない。
長所、運がいい
あまり聞いたことは無いが事実だから仕方ない。