ヒトメ

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10/2/2024, 2:04:20 PM

門を出たあとまっすぐな道で君と目が合った
頭が真っ白になった
けど、その瞬間
君に駆け寄っていた

なぜだろう?
こんなにも帰り道が明るいのは…

電車のテールライトが遠ざかるのをずっと見ていた

帰ってからもずっと気持ちが高ぶっていた

こんなありふれた学校帰り

人は奇跡と呼んでくれるだろうか…



結局、数週間何もなかった

今日もまた
奇跡をもう一度
そう願いながら、門をくぐっている…

9/30/2024, 1:56:51 PM

西日に照らされながら窓の外を見ると
隣に君が居てくれた日の事を思い出す

きっと周りの人からみたらどうでもいい
ちいさな出来事なのだろう…
でもそのちいさな出来事が
いつまでも頭から離れない

改札を抜けるとき
心がまた揺れ動く
あの日の眩しい笑顔に

きっと明日も揺れ動くんだろう…

そんな自信に近い何かが
今日も僕の中に居座っている

9/29/2024, 1:40:21 PM

静寂に包まれた部屋

気まずい雰囲気だけが漂っている

今すぐここから逃げ出したいような
ずっととどまっていたいような…

君は今も足元を見つめている

何か話しかけようとしても言葉が見つからない

何もせず
時間が消えていく

時計の針が私を見つめてくる

9/26/2024, 1:09:23 PM

昨日は全然眠れなかった
せっかくの修学旅行初日というのに…

バスの席では緊張して眠れない
とりあえず、窓の外を見てみる

赤く色づいた葉がきれいだ

不意に隣をみる
通路を挟んで君が居る
目が合いそうになって思わず視線を変える

こんな気持ちは変わりたくないな…
なんて思ってしまう、秋のこんな日に

9/22/2024, 1:55:23 PM

その人は何も喋らなかった
授業中も休み時間も放課後も
何も喋らない

どんな人かは一切わからなかったが
ただ、誰かに話を聞いてほしい自分にとっては
都合が良かった…

今日も話し終え、教室から去ろうとしたとき
後ろから   『また明日』

声が聞こえた

なぜか、心の揺れる音がした…

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