少年よ、何を怖れる。
其方の道は拓かれているではないか。
飛び込むのだ、未知の世界へ。
変化を怖れる事なかれ。
我々は、進化する為に在るのである。
天《そら》に散りばめられた星は、その空間から溢れない。流星や隕石、彗星が地球に降ってきたとしても、それらは〝宇宙〟という盃《さかずき》の中を漂っているに過ぎない。宇宙は膨張し続けているらしいのだけれど、恐らく、その中身をひっくり返す事は不可能だろう。期待を裏切ってくれるとしたら、人の言葉で示される〝神〟〝奇跡〟〝魔法〟くらいしかないのではないだろうか。
僕は、人間がちっぽけだという事を十全に理解しているつもりだ。だから、そうした言葉に縋りたくなる所以も心得ている。言語を操っている限り、どのような宗教であれ、すべて言霊信仰と言えるだろう。
人々の願いは、遡れば、無意識の最下層である〝元型《アーキタイプ》〟に行き着く。元型とは、人類共通の無意識の事だ。言葉の誕生は、偶然ではなく必然だったに違いない。
星という言葉が生まれた以上、そこには何かしらの意味が込められている。己の手でその解《こたえ》に辿り着いたとき、「星」から溢れてくるモノに触れられるのではないだろうか。
穏やかな瞳ならわかります。
しかし、安らかな瞳ですか……
寿命を迎えて亡くなった人の目の事でしょうか?
お題が「ずっと隣で」と来ましたか。
『安達としまむら』が真っ先に思い浮かびます。
アニメの途中から見始めたのですが、「友達擬き」というワードに惹かれました。後でAbemaTVの無料配信で全話追って、原作のほうにも手を出しました。
99.9とSS、カクヨムに掲載されている単話はまだ読めていません。読みたいものや見たいものが沢山あるのは幸せですけど、困りものでもあります。
鑑賞リストを死ぬまでに消化できたら幸いですね。
【追記】
書く日と書かない日は、正直に言うとお題によって決めています。形式もバラバラ。お題が名詞ひとつであれば「創作語録」、それ以外は気分によって小説形式やエッセイ形式にすることが多いです。といっても、小説形式にするのは「自分にとって良いのが書けそう!」と思った時だけなのですが。
知りたい事は山程ある。その中でも格別に気になるのは、以下の二つ。
一つ、女の子という存在について。
一つ、世界が存在する理由について。
言ってしまえば、どちらも〝存在〟の問題に集約される。これを探求しようとするのは、あまりにも無謀だ。何せ、存在という難題に挑んだ哲学者でさえ、明瞭な答えを導き出す事が出来なかったのだから。
知りたいと思っても、途中で諦める事も肝心。好奇心に殺されたくはない。
人間の知識欲が増大していった結果、生活は楽で快適なものに変化していった。その反面、地球を滅ぼし易くもなった。
「知りたい」という衝動の陰に潜む怪物に目を向けなければならないのは、言うまでもない事だろう。