1/24/2023, 4:36:31 PM
「ばいばい」
そう言った君の顔は逆光でよく見えなかった。
季節は巡るばかり。
眩しい光は己すらも焼き尽くしてしまう。
『逆光』
1/20/2023, 2:43:09 PM
とても暗くて冷たいところに1人。
ねぇ、ここまで潜って、迎えに来て。
愛してるって言って、あなたの息を分けて。
『海の底』
1/19/2023, 1:28:02 PM
白い肌、綺麗な手、柔らかそうな唇、ふわふわした髪の毛、丸くって大きい瞳。
天使のような君は、どんな香りがするのだろう。
どんな声で名前を呼んでくれるのだろう。
どうしようもない思いが加速して、溢れ出す。
君に会いたくて、気付けば全部投げ出して冬の街へ駆け出していた。
『君に会いたくて』
12/14/2022, 5:37:54 PM
君と別れた日も、こんな感じだった。
建物も並木道も全部キラキラ、色んな色に輝いていて。
その輝きがまた悲しさを倍増させて。
光がぼやけていって、綺麗なはずの景色がぐちゃぐちゃになって。
イルミネーションなんて、大っ嫌い。
『イルミネーション』
12/11/2022, 12:36:45 PM
幸せそうに笑う君を見て、何度も何度も泣きそうになって。
もう一生会えない程遠くに行きたい、全部忘れちゃいたいって思うのに、その笑顔を見ると離れられなくなってしまう。もっと好きになってしまう。
だから今日も、ニコニコ笑って、大丈夫だって、
何でもないフリ。
『何でもないフリ』