『あぁ、あの時こうしていればな』
みんなそう思って生きている。後悔だらけの人生を歩んでいる。きっと、成功するものと成功しないものの違いはその後悔をどう受け取るかで決まるのだろう。

僕の愛の矛先は君しかいないんだ。
残りの余生の中できっと、君を一番愛する。
そのくらい君を愛している。
君の愛が僕に向かなくても、君が僕を知らなくても、なんだっていい。
ただ、この世に存在してくれるだけで良かったんだ。君の存在が僕を生かしたんだ。
だから、だから嘘だと言ってくれ。
君がこの世の何処かに未だ居るのなら、僕はそこに駆け付けて
君に『愛を叫ぼう』。

一年後、自分は何をしているだろうか。
普通に生活しているかな、今と変わらない日常を過ごしているかな、そんなところだと思う。でももし、ほんとにもしかしたら、一年後、ここには居ないかもしれない。一年後に生きている確証なんてない。だから、一年後を考えるより、普通に生活できてる今を、大切に考えたい。

明日世界が終わるなら、僕は何をすればいいのだろう。やりたいこと、未だ全部できてないし。けど、この生き地獄から抜け出せるなら、喜んでこの身を捨てることができるだろう。

けど、やっぱり死にたくないな。

耳を澄ますと、音が聞こえる。
川の流れる音。虫の鳴き声。葉が揺れる音。
嗚呼、戻ってきたんだな。