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3/8/2024, 11:58:06 AM


朝起きて、一番に窓を開け、外の空気を吸う。
なんとなく、その日がどんなか感じることができる。

カラッとしたにおい 寒さでつーんとするにおい
もやもやしたにおい 希望に満ちたにおい


感じることができる、当たり前。
心が富んでないとできないことであろう。

日常にあるワクワクは、自分で探さないと見つからない。
仕事や学校で失敗して、どんよりとした日でも
なにか一つ些細な幸せを見つけるだけで
心の豊かさは変わる。

家族、恋人、友人、趣味、言葉、、、
それらを目一杯抱きしめていこう。




「 お金よりも大切なもの 」

12/31/2023, 12:05:19 PM


年末年始はここ10年くらい一人のことが多い。
実家は東北の山奥で帰るのに一苦労する。
わざわざ雪の多いこの時期に帰る必要を感じず、
結局一人きりだ。

不思議なもので、普段は自由気ままの
一人暮らしをしている私だが、
なんだか年末年始の一人は心に靄がかかる。
癖になっているのかもしれない。

駄目な自分が沸々と湧き上がる。
「煩悩」なんて言葉が飛び交っているせいかもしれない。


あー、あれは良くなかったな。
なんであんなこと言ったんだろう。
あの時酷い失敗したな…。
走馬灯のようにネガティブな感情がめぐる。

少しでも穢れをとりたくて、
大祓に行ってみた。
早朝から近所の神社は賑わっている。

名前と年齢を書き、体をはらい、
その後息を吹きかける。

少しでも払えてくれていると嬉しい。


私はネガティブな方だと思う。
昔は、自身のネガティブ思考が嫌だった。
今は、わりかしこのネガティブ思考を
気に入っている。 
それに、大分コントロール出来るようになった。

吐き出したい時はありったけ吐き出したらいい。
今年も沢山のものを吐き出して、
そして、一歩ずつ進めた。



さて、来年はどんな日々が待っているだろう。

12/21/2023, 1:57:33 PM

背中を押してくれる時も
眩しさにひるむ時も
心に靄がかかる時も
切なく息ができない時も
涙であふれる時も
足が浮き立つ時も

そこにあるだけなのに
全ての感情を包みこんでくれる

大切な友人。

「大空」

12/20/2023, 1:38:42 PM



私はこの季節が好きだ。 

艶やかに彩られた街、
白い息が映える夜空、
子供たちがはしゃぐ声、
デパ地下でそわそわしながらリップを選ぶ男性、
新しい服を新調する女の子、
シャンシャンと鳴り響く鈴の音、
街中で人々を優しく見守るサンタクロース。

歩くだけでワクワクな世界。
人生、うまくいかない日もある。
つまらないなー。しんどいなー。
その明るさが自分を惨めにする。
いいや。そんな時こそ街へ出よう。
たくさんの小さな幸せがそこら中に。

12月は誰かを幸せにするために
多くの人が高揚する季節。
素敵な季節をつくってくれて
ありがとう。

「ベルの音」

12/13/2023, 11:11:41 AM

このまま帰っても今朝の様に
言い合いになるだけだと思った。
ふぅー…っとため息をつきながら
最寄り駅から自宅までゆっくり歩いていた。

仕事中は業務で気が紛れたものの、
いざ、家に近づくと気がひける。

そうだ。新しくカフェができたんだっけ。
帆乃加が数週間前騒いでいたことを思い出した。

軽くお茶をしてから帰ろう。

日中頭を使ったせいか甘いものを身体が欲している。
んー。でも、家に帰ったら帆乃加の作ったごはんがある。
コーヒーフロートにしよう。カウンター席から
カウンター越しの店員に注文した。

注文するとまもなくして、コーヒーフロートが作られた。
店員が繊細にグラスを持ち、丁寧に氷をいれ、
コーヒーを注ぐ。その上にたっぷりのクリームが
盛り付けられた。
インスタ映えしそうな華やかな見た目だ。

おいしい!気持ちがリフレッシュされる。

……ずずっずずーー…。
ストローが氷にひっかかる。
以外と呆気なく飲み終わったな。

飲み終わったグラスをぼーっと眺めていると
ふと笑えてきた。
キレイな透明なグラスの中で、氷がいびつに残り、
赤いストローは氷にひっかかり、今にも落ちそうだ。

自分みたいだなと思った。
外見は立派なくせに中身がスカスカで不格好だ。

最近、仕事を理由に帆乃加との時間を蔑ろにしている。
グラスに残る氷が帆乃加の気持ちように思えた。
いろいろ話したいことあっただろうに…
嬉しいこと、楽しかったこと、悲しかったこと…

自分たちは今、愛が混ざりあっていなかったかもしれない。
多くの理由は自分にある気がする。

帰ったらきちんと帆乃加と話をしよう。
そして、週末二人でこのカフェに来たいと思い、
店を後にした。


「愛を注ぐ」

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