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7/15/2025, 12:37:29 PM


手を繋ぐまでに何往復もしたあの河川敷
激安のたこ焼き屋
図書室の隅の席
校舎裏の奥から3番の自転車置き場
ぬるい紙パックジュース
片耳イヤホンで聞く音楽

もう20年も前なのに
君と会うと思い出される秘密の共有

ふたりだけの。

6/18/2025, 2:19:01 PM

簡単にほどけるし切れる。
好きな時にほどいたり、
切ったりしてもいいと思う。

気が向いたら結んだり、
繋げたりしたらいんだと思う。

人との繋がりなんてそんなもんよ。

「糸」

5/14/2025, 3:09:57 PM


息を吸いにくいのは、
単純に体調が悪いのか、
何か心に靄がかかっているのか
それは、単純で、複雑。


「酸素」

5/7/2025, 12:33:29 PM


休みが被ったある日
ちょっとそこまで散歩に行かないか。
と彼が言い、

何をするでもなく、
何を買うでもなく、
ただただ、2人で歩く。
会話をしたり、しなかったり。


木漏れ日は二度と同じにならないんだって。
人生みたいだよな。

ぽつりと彼が言う。

そうやって、
毎日は続く。


「 木漏れ日 」

5/5/2025, 11:57:12 AM


大好き
また来年も
楽しい旅行だったね
おめでとう

封筒を開けると飛び出す
キラキラした言葉たち。


そして、今日の封筒の中身は
スタバのギフトカードに。
段ボールの小包みに
お揃いのマグカップに
彼の家で使っていた化粧品に
パジャマに…。

いらない。そんなものはいらないから
もっと一緒にいたかったよ。


「手紙を開くと」

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