11/23/2023, 11:02:20 AM
落ちて、堕ちて、墜ちて、おちて。
おちた先に会ったのは、紛れもない私だった。
何十、何百と積み上がったわたし。
虚ろな瞳がこちらを見つめ、こう言った。
「ねぇ、どうすればよかったの?」
その瞬間また墜ちて。
あぁどうしようもなかったんだと気づく。
「どうすれば、好かったんだろう」
落ちていく彼女の手を掴んだらなにか変わったかなと、暗闇に堕ちていく意識の中で微かに思考した。
11/22/2023, 11:34:18 AM
パパとママの言う夫婦というものになりたかった。
成れないことを、知っていた。
「結婚おめでとう、お姉ちゃん」
私は今日、最愛の人のフラワーガールとしてここに立っている。
11/21/2023, 1:02:50 PM
「どうすればいいの?」
癇癪を起こす眼前の子供を見る。
泣きながら必死に訴えるその子供の頸を絞めた。
「どうしようもないんだよ」
そう言うしかなかった私は、きっと無力だ。