満月と半月と三日月と新月ならば、どれが一番神秘的なのだろう。
新月は目に見えない。だから神秘的と言える……のかもしれない。
三日月はよくアクセサリーなどのモチーフに使われている。それは神秘的だから……のかもしれない。
半月は……まあ月だから神秘的といえば神秘的だろう。
満月は夜空にきらきらピカピカ輝いていてそれだけで神秘的と言えるだろう。
……やっぱりどれも神秘的なんだな。
月を信仰する宗教もあるし、月の神さまだっているから、月には何かしらの神秘的パワーがあるのだろう。
ちなみに半月の言葉が適当なのは決して私がいい感じの言葉を思いつかなかったからではない。断じて。
色とりどりの花束をあなたにあげましょう。
両手いっぱいの花束を。
あなたは花が好きだったから、違う種類の花をたくさん集めました。
ちょっと大変だったけど、あなたのためならば全然苦ではありませんでした。
でもこれで寂しくはありませんよね。
あなたの新たな門出に少しでも彩りを添えられたら幸いです。
だから……私のことも少しは覚えておいてくださいね。
いつかは忘れても良いですから。今だけは覚えておいてくださいね。
今から十数年前、滅多に降らない積もらないこの地で雪が降り、積もった。
東京でもすごい雪が降ってるそう。
奇しくもその日は兄と共にいとこのいる栃木へ旅行に行く予定だったのだ。
起きたら一面の銀世界。いやはやこんなに積もるなんて思ってもみなかった。
「電車ギリ動いてるけど行く?」「行ってみよー」
とそんなノリで旅行出発。
ギリッギリ動いてた新幹線に乗り、雪景色を見ながら爆睡。その間にドクターイエローも通ったらしい。
ふと起きるとまだ東京には着いていなかった。予定時刻ではもうとっくに着いているのに。
寝直そうとすると車内アナウンスが鳴った。
「お客様の中にお医者様はおられませんか?」
……ガチで言うんだ。と二人で謎の感動を覚えた。
無事お医者さまはいたのか、患者はどうなったのかはわからないが、新幹線は東京に到着。実に約二時間遅れだった。
その後、宇都宮へ行くために上野駅へ。そこで「旅行の検討をされてる方は今すぐ中止を……」という感じのアナウンスが流れた。
「もう遅いよな」「なー」
とそんな会話をしながら宇都宮へ。そこでも中々に時間がかかった。
そして着いた駅のポスターにはこう書かれていた。
『全部雪のせいだ』
そりゃそうだ! と私は大いに納得した。
……今でも忘れられない雪の思い出である。
君と一緒に笑ったら心がぽかぽかするんだ。
君と一緒いたらとても楽しいから。
大好きな君。誰にでも優しくて花の髪飾りがとても良く似合う君。
君を永遠に僕だけのものにしたいという思いは正直あるけど、そんなことをしたら君は僕のことを嫌いになるでしょ?
だから今は君の数多くの友人の一人として君のそばにいるね。
だけど僕は誰よりも君のことが好きっていうこと、覚えておいてよね。
はー、寒い。いやまだ暖かい方ではあるんだけど。
風がビュービュー吹くわけでもなく、空がどんよりしているわけでもない。穏やかで見事な冬晴れ。
……でもやっぱり寒いなあ。
あの酷暑に比べたらまだマシなんだけど、寒いのは苦手だ。
今の季節的にしょうがないのはわかっている。でも寒い。
いっそのこと雪降ってほしい。諦めがつくから。
雪降ってるから寒いんだーってまだ納得できるから。