バスクララ

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12/21/2025, 1:45:56 PM

なんとなく片思いをしていた幼なじみの彼。
今日たまたま会う機会があって話をしていたらその左手の薬指にキラリと光る指輪を見つけてしまった。
ああ、結婚したんだ。そう思うと同時に納得と安堵と喪失感が心の中で爪を立てた。
その後指輪に一切触れずにお開きとなったけど、彼はいつ結婚したのだろう。
お相手のことも何も知らない。彼にとって私は人生の重大な節目のことについて何も教えなくても良い人間と位置付けられていたのでしょう。
彼にとって私はただの幼なじみ。ただそれだけ。
それでもやっぱり寂しい。
彼のこと、好きだったから。
でも私よりも彼が選んだその人が彼にとって一番幸せにしてくれる人なんだ。
彼が幸せならそれでいい。
……そう。きっと心の中で降り積もる想いたちも納得してくれる。いや、しなきゃいけない。
幸せならそれでいいんだ……

12/20/2025, 1:46:38 PM

そのリボンは彼らにとって大切なものだった。
一緒に冒険した幼なじみのリボン。
自分を助けてくれた恩人のリボン。
どうしようもない出来事があって彼らは離れ離れになってしまったけれど、リボンが彼らをまた導いてくれた。
だからきっと彼らにとってそれは絆や時を結ぶリボンとして大切に大切にしていくのだろう。
いつか命が果てるその時まで。


§


元ネタはド◯クエ5です。
主人公がたくさんの出会いと別れを繰り返し、重大な選択を迫られる場面もある……とても心に残るゲームだと思います。
音楽も大変素晴らしいのでぜひプレイしてみてください。
ちなみに私は幼なじみ派です。

12/20/2025, 1:13:50 AM

大丈夫だよと私の手を包み込んでくれるあなたの手。
そのあたたかさが心地よくて嬉しくて、私は涙が出そうになる。
もしこれがカイロとかだった場合、私はこんなにも嬉しいとは思わなかったでしょう。
人肌というのは時に絶大な力を発揮する。
今それを私は身に沁みて感じているのですから。
特別な力を持たなくったって相手を思いやる心や相手を慈しむ心を持って接すれば、それが肌……主に手から伝わっていく。
それがきっと手のひらの贈り物というものなのでしょう。

12/18/2025, 3:23:42 PM

好き合ってる二人がいる。
でもその二人はなんだかんだと理由をつけて相手を好きだという気持ちから目を背け続けている。
心の片隅では好きで好きでたまらない、大好きなあの人を他の人にとられたくないってわかってるはずなのに……どうして認めたくないんだろうな。
だから俺は奴に言ってやった。俺があいつに告っちまうぞって。
そしたら凄い顔して俺を睨みつけて怒りを露わにしやがる……
まったく、そんな顔するんならマジでさっさと告ればいいのに。
はたから見てもお似合いカップル。付き合ってない事実を知った人はみんな驚いて二度見するのが常だ。
それをわかってないのは奴とあいつの二人だけ。
……もう早く告れ。そしてお前らになぜか変な気を使っている俺を早く解放してくれ……

12/17/2025, 2:29:08 PM

寝起きのぼんやりした頭でふと思う。
……なんか、今日、静かだな……
時計を見ると午前五時を少し過ぎたところだった。
まだ寝てる人も多いから静かなのは当然なのかもしれないけれど、それでもいつもより静かだ。
それに部屋の空気もいつになく冷たい。これはもしかしてと思ってカーテンを開けると雪が降っていた。
ベランダに少しだけ積もっている雪。それだけでも珍しいことなのでもう少し見ていたい気持ちもあったが、いかんせんやっぱり寒い。
私はカーテンを閉じて布団の中に入り直す。
今日は休みだからまだまだ寝れる。
雪の静寂も相まって極楽の二度寝になりそうだ。

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