君はとても嬉しそうに笑って、草原の上をくるくる踊っているね。
君の白いワンピースが翻ってキラキラと星に煌めいてとても綺麗だよ。
夜空に浮かぶ月も星も、本当に君のものになったみたいだ。
だけど君を照らす月はただただ無表情で君を見下ろしているね。
君だけのステージが面白くないんだろうけど、もう少し表情を繕ってもいいのにね。
まあでも仕方ないか。君はとてもじゃないけど褒めらる手段でこの世界を手に入れたわけじゃないものね。
力こそ正義だとか力こそパワーだとかそんな言葉が生易しく聞こえるくらいの圧倒的な暴力。
それでいて君に味方した全ての人をも星にしてしまったものね。
これで名実ともにこの世界は君だけのものだ。
いやはや、君みたいな強欲と暴力の権化みたいな人は初めて見たよ。恐れ入りました。
だけどさ、君はやり過ぎた。
僕の理想とする世界をよくもまあぶち壊してくれたね。
命を作るのって意外と大変なんだよ? 壊すのだけが得意な君にはわからないんだろうけどさ。
だからこそ君に与える罰は僕みたいなクオリティの命を作り上げること。
大丈夫。時間は無限にある。
一人じゃなんにも生み出せないなんて言い訳はさせないよ。僕は一人で世界を作ったんだから。
今幸せの絶頂にいる君。
次君が同じくらいの幸せを感じられるのはいったいいつになるかな?
しばらくは君がした罪の重さ、現実に打ちひしがれるといいよ。
僕はこう見えてすっごーく怒ってるんだからね。
木と太陽がある限りできるもの。それが木漏れ日。
どちらか一つでも欠けてしまったら影に消えたり、ただ日に当たっている場所になるため木漏れ日という概念その場から消えてしまう。
そう考えたら木漏れ日の跡というのは絶対に目に見えないものということになる。
まあ光だからそれはそうではあるのだが、なんだかちょっとだけ寂しく感じる。
ほんのちょーっとだけ。
庭で花を育て中。
ダリア、リンドウ、あとマリーゴールド……
とりあえずはこれくらい。
肥料をあげたり水をあげたりして、キレイな花を咲かせたらとても嬉しくなる。
いつか庭中を花でいっぱいに咲かせることができたら咲いた花を手折って花束にするのが目標であり夢であり約束。
まあ……未来の自分へのいつ果たされるかもわからないささやかな約束だけども。
誰かの無事を願った小さな小さな祈り。
その小さな祈りはやがて大きな力となっていつか必ず誰かの助けになる……とかだったらいいなあ。
誰かに祈られた分だけ祈りポイントが溜まっていってポイントを集めれば集めるほど奇跡ポイントに変換しやすくなって、奇跡ポイントがいっぱいになったらちょっとだけ自分に都合の良い展開にすることができるとか。
祈りは心からじゃないとポイントにならなくて、適当じゃ絶対に誰のためにもならないとか。
……どこかのゲームなどにありそうなシステムだなあと思ってしまう。
小さな祈りの果てに大きな奇跡へと姿を変えるもの……それってもしかして元気玉?
いや、さすがに違う……かな?
こういうキッチンが欲しいなあ……でもこのサイズだと今空いてる穴にハマらないんだよなあ……
まあこれはあくまでも一例だが、こういう心の迷路もとい葛藤を抱えたことは誰もがきっとあるだろう。
ネットでは『悩む理由が値段なら買え。買う理由が値段ならやめておけ』という言葉が転がっているが、それはそれとしてつい悩んでしまうこともしばしばだ。
さて一例に挙げたキッチンだが、既存のものから小さくしようとすると換気扇と水道の穴の兼ね合いがどうしても合わない。だからといって既存のものと同じ大きさに買い換えると持て余す。
生活に直結するものだからよ〜〜く考える必要があるのだ。それこそネットで転がっているありがたい言葉にそっぽを向くくらいに。
さあ私は心の迷路からいつ抜け出せるのか。
たぶんそれは未来の私しか知らないことだろう……