バスクララ

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8/7/2025, 12:13:18 PM

まっすぐ前に突き進め。
どんなことが起きても、どんなことを言われても。
己が信じる信念を胸にひた走れ。
心の羅針盤は己がブレない限り、味方であり続ける。
信じろ。己を。己のやりたいことを。
突き進んだその道はどのような結果になっても人生の糧となるのだから。

8/6/2025, 2:29:58 PM

またね、と再会の約束をする相手は年を経ると少なくなっていった。
みんな自分の人生を歩いている。偶然道が交わっただけで同じ道を歩いているわけではない。
そう思ってもやはり少し寂しい。
この先、またねと言える人は増えるのだろうか。
増えるといいな。

8/5/2025, 12:33:02 PM

人魚姫は王子をナイフで刺すことが出来ずに、海へ身を投げ泡となった。
自分以外の人と結婚する王子を殺めることをしなかった人魚姫。
返り血を浴びなければ自分が死んでしまうのに、自ら死を選んだ人魚姫。
……私はそんな高潔な心を持ってない。
大好きなあの人が、明日、結婚する。
兄の友達で、私が小さい時から一緒に遊んでくれた人だった。憧れが恋心になるのにそこまで時間はかからなかった。
年はそこそこ離れているけど、そんなの気にしなかった。
あの人がそばにいてくれるだけで、言葉を交わすだけでも幸せだった。
あの人もそうだと思っていた。だけど、それは私の思い上がりだった。
半年ほど前、高校生になりたての頃。兄と交えて遊んでいると、あの人が少し照れながら付き合っている彼女と結婚すると言ったのだ。
あまりにもショックすぎてどんなことを言ったのか、どんな振る舞いをしたのか覚えてない。
祝いの言葉を言ったような気もするし、泣いてしまったような気もする。
あれよあれよと言う間に日が過ぎていった。招待状もいつの間にか出席で出されていた。
……明日は結婚式だ。あの人と私の知らない人との。
明日はあの人の人生で一番幸せな日なんだ。私はただのモブで賑やかしに過ぎないんだ。
だけどやっぱりあの人の隣にいるのが私じゃないという事実だけで胸が張り裂けそう。
今だけ……今だけ、泡になりたい。
私も海に身を投げたら、泡となって消えていけるのかな。
それともたくさん泣いて、涙の海に溺れたら泡になれるのかな。
……ねえ、お願いよ。私が泡になるまで結婚なんてしないで。
明日になっても誰のものでもないあなたでいて。
お願い……

8/4/2025, 1:41:29 PM

秋は秒で過ぎていき、冬は寒いとこたつやストーブの前から動けなくなり、春は花粉よ滅びろと涙と鼻水垂らしながら念じる……
そしてやってきた夏はちょっと……いや少し……いやかなり、暑い。
おかしいな、昔はこんなに暑くなかったのに。エアコンなくても快適に過ごせてたはずなのに……
早く秋にならないかな……
そう思ってもただいま、夏。夏真っ盛りである。
でもこの暑さがあと一、二ヶ月、下手すりゃ三ヶ月ほど続くのかと思うとげんなりする……
せめてあと10℃とは言わないから、5℃ほど涼しくしてください。
本当に。マジで、切実に。

8/3/2025, 1:24:51 PM

実は君が炭酸嫌いということは知っているんだ。
だけど炭酸をグビグビ飲む僕に気を遣って黙ってるんだよね。
だから僕が炭酸を君に勧めることはないんだけど、君的にはそれがちょっと嫌みたいだね。
こうして喫茶店で飲み物の注文に、わざわざコーラフロートを頼むくらいだもの。
アイス部分を早々に食べて、コーラ部分はちびちびとすごい顔をしながら飲む君。
もうかれこれ十分は格闘してるかな。なのに全然減ってない。
途中、代わりに飲もうか? と聞いても無言で首を横に振る君。意地かプライドか、自分の力で飲み切りたいのかな。
そうしてちびちび飲んでいる君だったけど、時間が経ちすぎてぬるくなったのか、あからさまに美味しくなさそうな顔をし始めたね。
さすがにもう見ていられなくなって、僕は君のコーラを奪ってグビグビ飲んだ。
気の抜けたぬるい炭酸を飲むのは久々だったけど、甘さがやけに際立っている気がした。
ふと君を見るとポカンと口を開けていたけど、僕の目線に気づいてからちょっとだけ悔しそうな顔をした。
飲み切りたかったのか、僕に飲まれたのが嫌だったのかな。
まあでもぬるい炭酸と無口な君の相性が極悪だということがわかったから、次は小さめの炭酸……瓶ラムネから頑張ろうね。

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