『月に願いを』
パートナーと
息子と息子の奥さんとが幸せであれますように
私の分の幸せ分を
パートナーと息子と息子の奥さんにまわせますように
月が聞き届けてくれるなら全力で願おう
『突然の別れ』
数年前の春,息子の結婚式。
離婚し姓は変わっていたが呼んでくれた。
その時に(元旦那に会うな何年も振りだろ?)くらいだった。
お式1ヶ月半前、突然息子から電話
(オヤジが死んだ、今ばあちゃんから連絡あった)
(別れ)としてはすでに別れてる
書類上も気持ちも住む場所も何もかも。
何をしてるのか知らないし知りたいと思う事もなかったし知られてもいなかっただろう。
子供の結婚式で15〜6年振りだった…はず
なんだろう、なんて表現すれば的確なんだろう
(死)と言う突然過ぎる別れなんだけど…すでになにもかもまったく全て別れてる
15〜6年振りの再会予定があったことで、結果会わなかったにもかかわらず会わなかったんだけど私の中では会ってたのかな??
会う予定を突然無くされてどう処理していいかわからない気持ちが澱となる
会う予定がなかったなら彼の死を私はどう受け止めたんだろう
過去の死??過去は変わらないのに
亡くなった人を責めるのはよくないが
それでも息子の晴れの日目前に死を選んだ人を私は許せないな
許せない
愛があれば何でもできる?
できない
『後悔』
勉強しなかったこと
遊びたいとかレギュラーなれないとか仲間に入れなかったとかでクラブ続けなかったこと
責任取れないからって逃げたこと
先が面倒そうだからと知らんぷりしたこと
拒否されるのが怖くて質問もお願いも頼る事もしなかったこと
病気した事言い訳に痩せること諦めたこと
怖くて助けなかったこと
自信なくて言い出せなかったこと
許されたくて嘘ついたこと
後悔しか無いのに学習しないから繰り返してばっかり
後悔してますって言えば許されんの?
後悔してるからなかったことになんの?
多分,後悔して学習してどこかしこに白々しく宣言なんかせず
地べた這いずって無言で…
後悔しただけの者なんかそれだけ
大抵の人間が後悔くらいできる
後悔してますって言うだけ,ずっとずっと後悔してます言うだけの者
風に身をまかせ
スナフキンのように鞄1つの人でありたいと思ったきっかけは離婚
私が買った私だけの服と化粧品と2.3冊のアルバムと整理しきれなかった雑多と。
赤帽の軽トラに余裕で積める量の荷物と宝物の写真は背中のリュックへ。
その量が『ワタシ』だった。
人間42.3年生きても、その程度で済ませられるもんなんだと,わりとスッキリした気分だった
パートナーの暮らす場所へ行く時は大きな段ボール3つだったか4つだったかな
引越し便とかじゃなく宅配で済ませた
なのに、今はモノの溢れた部屋と化してる
ここでパートナー彼と暮らしてるからなんだろうな
毎日を(暮らす)と溢れてしまうな
それは1人ではなく私に関わってくれる人が横に居てくれてる毎日を手に入れてるから。
それでもスナフキンのように鞄1つの人でありたい想いはある
執着するモノが少ないのはとても楽だ
不安感も意外とない
自分で抱えられる量,鞄1つの量を大切に大切に出来る人でありたい
風に身をまかせられる少しの、物、者、モノ、でいられる人間ていたい
でも、鞄好きはやめられないかな