6/8/2025, 1:20:23 AM
八月三十一日。
小さな公園の一角。二人の少年少女が、人目をはばからずただ笑い合っている。
それは、世界で一番幸せな時間で。
この時間が永遠に続いて欲しいと、少女は願うのだった。
――夏が終わると、君はもうここにはいないから。
◇
――懐かしい夢を見ていた。
君がいなくなってから、五回目の夏。
気付けば私は、あの日の公園に座っていた。
何か一つ、私の願いが叶うのなら。
もう一度、君に会いたい。