すい

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1/10/2025, 1:39:56 PM


私に初めて恋を教えてくれたあの人は、
少年みたいに素直でまるで太陽のように笑う人だった。

私に強くなる勇気と前を向くきっかけをくれた君は、
素っ気ないけどでも不器用に誰より愛情深い人だった。

そして私にいろいろな経験をさせてくれたあなたは、
お調子者でその存在一つで人を笑顔にできる人だった。


人を好きでいることは幸せなことばかりじゃない。

だけど出会わなきゃよかったなんて、
そんな風に後悔した恋はひとつもなかった。


だからきっと、恋って素晴らしいものなの。

"好き"

その感情ひとつで誰かのためにこんなにも輝けるんだもの。

たったそれだけの感情が未来の私を変えるんだから。


恋ってまるで未知の世界へ繋がる扉の鍵みたい。



                    『未来への鍵』

1/9/2025, 2:27:20 PM


冬の澄んだ空に輝く星のような君は、
人々を魅了し、時に狂わせてしまうほど美しかった。

みんなが君を求め手を伸ばす中で、
君に選ばれた私はきっとこの宇宙で1番の幸せ者ね。


だからこの幸せがあんなに儚く散ってしまうなんて、
想像もしてなかったのよ。


君が消えてしまった空に残った無数の星のかけら。

綺麗なものばかりじゃない、
だからこそ私の心に強く深く刻まれていく。


全部忘れて欲しいと、君がそう言ったのに。


君が無責任に残していった星のかけら。

私の宝物で、私の消えない傷。



                    『星のかけら』

1/6/2025, 3:32:28 PM


何もかも手にしているのに孤独な君。

魅力的なその姿の裏に隠している大きな傷。


可哀想なほど愚かでずるい君は、私に似てきっと弱いのね。


でも大丈夫よ。

君がどんな罪を犯しても、
お揃いの罪を背負って一緒に地獄に堕ちてあげる。



                    『君と一緒に』 

1/4/2025, 2:03:01 PM


誰かと比べて自分が優れていること。

人に羨ましいと思われる人生を歩むこと。

私にとって幸せとは、
いつも自分じゃない他の人の視線の先にあった。


でもそう、君に出会って知った。

他人の存在に依存する幸せほど脆く弱いものはないと。

自分が本当になりたい姿さえ知らないまま、
みんなが憧れる何かを惰性で目指すことの不幸さを。


自分を嫌い貶し続けて得た強さは、
何ひとつ救ってはくれない。

だからこそ、自分を尊重する心を忘れないこと。

誰かにとってじゃなく私にとって、
いつも誇れる自分であること。


前に進むために必要なのは自分を否定することじゃない。

少しづつ、自分らしく変わること。


君が好きだと言ってくれた私を、
私は消してしまいたくないから。


幸せ、それはどんな時も自分を愛し成長させられること。

そして人の幸せを願えるぐらい強く優しい人であれること。


幸せとは、きっとそういうもの。



                     『幸せとは』

12/30/2024, 9:46:47 PM


あなたと出会い、あなたに恋をし、
色んな初めてを経験した1年。

大人の世界の美しさと寂しさをこの目に映して、
知らない自分と出会った。

振り返ればなんだか、笑っている時間が多かった気がする。


こうやって歳を重ねていくほど自分が成長して、
関わる人が増えていくたびに少しづつ、
私自身が変わっていく感覚を覚える。


でもふと頭をよぎる存在が、
いまだに私の全てを握っている気がした。

だって記憶を辿ればそこにはいつも、
君を失ったあの頃の私とそっくりの自分がいるんだもの。


あぁやっぱり、人は簡単には変われないのね。

君はとっくに捨てたのに、
私は君みたいに強くなれなかった。

この1年で私は君じゃない別の人を好きになった。

なのにいつもどこかで君の面影を探し続けていたんだから。


もうすぐ年が明けるのね。

やっぱり今年も、君は戻ってこなかった。



                 『1年を振り返って』

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