冬の澄んだ空に輝く星のような君は、
人々を魅了し、時に狂わせてしまうほど美しかった。
みんなが君を求め手を伸ばす中で、
君に選ばれた私はきっとこの宇宙で1番の幸せ者ね。
だからこの幸せがあんなに儚く散ってしまうなんて、
想像もしてなかったのよ。
君が消えてしまった空に残った無数の星のかけら。
綺麗なものばかりじゃない、
だからこそ私の心に強く深く刻まれていく。
全部忘れて欲しいと、君がそう言ったのに。
君が無責任に残していった星のかけら。
私の宝物で、私の消えない傷。
『星のかけら』
1/9/2025, 2:27:20 PM