4/25/2024, 10:51:57 AM
決まった道、電車、建物。
いつもと同じ毎日。いつも同じ景色。いつもと同じ…
目線を下げるな!!顔を上げろ!!そんなんじゃ何も得られないぞ!だからお前は…
いつもと同じ言葉。
すみません。
同じ返し。
何も変わらない。
夜の10時。
会社から出ようとすると目の前に広がるのは雨が降った後であろう濡れたアスファルト。
いつもと同じよう下を向いて歩く。
下を…。
不意に視界に何が映った。
それは、
それは、水たまりに映る一つの流れ星。
雨、だったのに。
上を見るとすでに雲の形は変わり空は見えない。
私はその日、初めて下を見ることで得たものを見つけた。
何かが自身の中で変わる気がした__。
__流れ星に願いを__
4/24/2024, 12:19:15 PM
誰かが言った。
あの"花"の名前を口にしてはいけないと。
誰かが言った。
私たちはただひたすらに"花"を愛でなくてはならぬと。
"花"は今日も美しく咲き続ける。
誰もがその"花"を理由もなく愛でる。
"花"が言葉を食めば、皆が喜び、歌が奏でられる。
全ては我々の"花"のために。
"花"って一体何?
それに応える者がいる。
それは考えてはいけないよ?ふふっ、…。
だって『ルール』だもの。
__ルール__
4/23/2024, 2:17:45 PM
朝。
雨の匂いと共に目覚める。
支度を整え、外に出る。
草は濡れ、アスファルトの色を染めて、傘に雨粒が音色を爪弾く。
あぁ、今日は雨なのだ。
呆れるほどに、私はその事実を受け入れ自身の靴と服を濡らし今日を歩く。
水たまりに落ちた桜の花びらはまるで今日を楽しもうと雨を彩る私だ。
__今日の心模様__