決まった道、電車、建物。
いつもと同じ毎日。いつも同じ景色。いつもと同じ…
目線を下げるな!!顔を上げろ!!そんなんじゃ何も得られないぞ!だからお前は…
いつもと同じ言葉。
すみません。
同じ返し。
何も変わらない。
夜の10時。
会社から出ようとすると目の前に広がるのは雨が降った後であろう濡れたアスファルト。
いつもと同じよう下を向いて歩く。
下を…。
不意に視界に何が映った。
それは、
それは、水たまりに映る一つの流れ星。
雨、だったのに。
上を見るとすでに雲の形は変わり空は見えない。
私はその日、初めて下を見ることで得たものを見つけた。
何かが自身の中で変わる気がした__。
__流れ星に願いを__
4/25/2024, 10:51:57 AM