No name いろんなふたりやひとりの、概念や小噺

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9/10/2024, 11:30:23 PM

以下余白









お題:喪失感

7/16/2024, 6:14:11 PM

空を見上げようとしたが、日当たりが悪くてよく見えなかったので電車に乗った。
でも駅弁に夢中で途中からは本を読みながらうつらうつらしてしまったからよく見えなかった。
終着駅に着いたら今度は雷が鳴っていて、これはよく見る以前の問題で、よく見えなかった。
暫くして雷雲は通り過ぎた。雲に覆われているばかりで、よく見えなかった。
一晩経って翌朝になった。宿のちいさな窓から外を眺めたが、ちいさすぎてよく見えなかった。朝食が来た。健康的な和定食。
宿の売店に中にビー玉が入っているソーダが冷たいケースの中に鎮座していた。これこそが自分が求めているソーダだ。刺激と爽快の中、満ちる心でゴクゴクとラッパ飲みをする。
すると上を向いて見えた広い空は赤い色をしていた。今日は晴れていたようだ。よく考えたら自分は今までも空を見ていたのだ。空は青いものだと途中から勘違いしていただけで。しかし、空は青いものだとすれば、一番近くにある空はソーダだ。深いような浅いような、結局はいつもの日常から離れて遠くの街が見たかっただけかもしれない。何にせよここから帰るのが億劫ではあるが、二つの空に照らされいる今の心は悪くなかった。

5/16/2024, 6:46:58 PM

できると言いきれないが、ただ、時に一欠片ほどに思えても実感がなくとも行動の色のどこかしらにそれは確実に混じっている。

-お題:愛があれば何でもできる?

4/3/2024, 4:04:55 PM

1つじゃなくていっぱい、いっぱいじゃなくて1つ、すべてにおいて事柄により。
眠れぬよるにココアを1杯。

3/25/2024, 4:22:54 PM

好きじゃないのに恋してるとかどういうことって思ったけどこういうの多分理屈じゃない。探せば理屈もあるんだろうけど今はそれより目の前の人間を感じていたい。

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