〇question〇
①
大好きなあなただからこそ、気になる。
家はどこ?家族は? …好きな人は?
たくさん訊きたい。たくさん答えて欲しい。
でも、いざあなたを前にすると、ちゃんと話せなくなってしまう。
そのせいで、「名前の由来は?」とか訊いちゃう。
あなたと目が合うと、胸の奥がキュッと締め付けられるようになるの。
でも嫌じゃない。
この気持ちは何なの?あなたもそう思ってる?
そんな気持ちを込めて、今日もあなたも見つめるの。
②
親友だったHが、最近私を避けてくる。
どうして?私、なにか悪いことした?
そう訊いても、Hは、「別に」しか言わない。
わたしたちの友情は終わったの? ただの知り合いになっちゃったの?
今日は私の誕生日。…いつもなら、Hとパーティ、してるのに。
そんな鬱なことを考えながら、ベットに転ぶ。
『ピーンポーン』とインターホンが鳴る。
玄関に出ると、そこにはHの姿があった。しばらく沈黙が続いた。
私はやっと、口を開く。
「わたしたち、ずっと親友だよね?」
自分の口から出たのは、自分が言おうとしていた言葉ではなかった。
本当は、来てくれてありがとう、どうしたの?というところなのに。
余計に嫌われたと思って恐る恐るHの顔を見ると、涙が溢れていた。
「ごめんなさいっ。親友なのに、不安にさせて、苦しめて…。」
私はどうしてあげることもできなかった。ただ、抱きしめてあげることしか。
約束といえば、3年くらい前のこと思い出しますね・・・
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友だち「〇〇ちゃん、来年転校してまうってホンマ?」
わたし「そうやねん。△△ちゃんと離れるの、めっちゃ悲しい。」
友だち「転校ってことは、もうあんま会えへんってことやんな。最悪やん。」
わたし「でも、引っ越しって言っても隣町やし。市は変わらんし。」
友だち「…じゃあ約束してな。」
わたし「なんの?」
友だち「絶対お互いのこと忘れたらあかんっていうやつ。」
わたし「そんなん忘れるわけ無いやん。」
友だち「じゃあ約束な。」
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あの約束をした友だちとは、今もお手紙を送り合ったりしています。
悲しかったけど、一生忘れない思い出です。
おすすめの人:5-3きのこ
miu4591
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応援してくださっている皆様、本当にありがとうございます!
ひらりひらりと舞い降りる。私は地へと舞い降りる。
翼を華麗に羽ばたかせ、あなたの元へと向かいます。
あなたの前に立っても、あなたは気づいてくれない。
・・・とても悲しいけれど、当たり前のこと。
私は死神。大体の人間の目には見えない。
死期が近づいた人間にだけ見える。
でもある日、あなたは私の姿が見えると言った。
あなたの命を奪わなければならない日が来たのね。
…でも。
私は自分の首に鎌を振りかざした。
2つ思いついたので、書かせてくださーい!
①
誰かしら?
私の心を射抜いてくれるのは。
男の子は、かっこいいと思う。
でも、それ以上の感情は持てない。
私も、「恋」をしてみたい。
誰かしら?
私を愛してくれるのは。
私が愛すことができる人は。
②
「誰かしら?」
今年90歳になる祖母が、そう言う。
あんなに優しかった祖母が。あんなに話していた祖母が。
おばあちゃんは、認知症になんてならないと思っていた。
元気だったから。当たり前のように話していたから。
お医者さんは仕方ないんだって言うけれど、嫌だ。
自分の知らない祖母に変わってしまうのが、嫌だ。
私が、「おばあちゃん。もとに戻ってよ。いつもの優しい
おばあちゃんに、戻ってよぉ」と涙をこぼしながら言うと、
祖母が、「〇〇ちゃん、どうしたの?お菓子、上げようかい?」
と言った。私は、嬉しくて嬉しくてたまらなかった。
おばあちゃんは、何事もなかったかのようにお菓子を持ってくる。
あぁ、やっぱり私、おばあちゃんが大好きだ。
今ある幸せを、大切にしよう、と思った。
作った話見てください!どうぞ!
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芽吹きのときか…。木とかイメージできるけど、木といえば、友だちとこんなこと話したなあ。
友だち「お前、また木見てんのか?」
自分「おう。」
友だち「…。なんでそんなん見てんだ?」
自分「木って、よく考えると、すげえんだよ。ものによるけど、何年も何年もかけてでっかく
なって、やっと見てもらえるようになって。だから、かっけえなぁって思うんだよ。」
友だち「俺は別に木なんて見ないけどな。」
自分「…。」
今になっても、木のことは大好きだ。ま、そんな子供だったからこんな大物になってんだがな。
昔は、木みたいに何年でもかけてでっかくなるんだーって意気込んでたっけ。
そんなことを思い出していたら、名前を呼ばれた。
「〇〇様〜!そろそろ出番が来ますので、スタジオでスタンバイしてくださ〜い!」
よし、ちょっくら仕事するか。そうして俺は、立ち上がるのであった。