恋する乙女―小5女子―

Open App
2/24/2025, 1:54:13 AM

魔法というテーマで、2つのお話を思いついたので、両方紹介いたします。

魔法①
君に見つめられると、魔法をかけられたかのように、ハートを射抜かれるんだ。
クリンとしたつぶらな瞳、ふわふわの髪の毛。
こう見えて食いしん坊なところも、可愛いんだよなあ。
「可愛いね」そう言うと、僕の大好きなポチは、「ワン!」と鳴いた。

魔法②
私には、誰にも言えない秘密がある。
それは、私が魔法使いだということ。
空を飛ぶことだってできるし、動物の心を読むこともできる。
でも、これが意外と厄介なんだよなあ。
空を飛ぶと鳥に突かれるし、動物は「お前ブスだな」とか言ってくる。
みんな知らなかったでしょう?
だから、変に魔法が使いたいとか、思わないほうが良いよ。

2/22/2025, 11:59:13 AM

君と見た虹

君は、覚えているのだろうか。
僕達がまだ中学生くらいの頃だったかな。まだ付き合ってさえいなかった。
なぜか公園でばったり合って、嬉しかった僕は照れ隠しできていなかったな。
今思い出しても、頬が赤くなってしまうくらいだよ。
ブランコをこいで、二人で話していたら、いつの間にか、雨が降ってきたよね。
急いで東屋みたいな屋根の下に入ったな。決して丈夫な物じゃないけど。
その中で連絡先を交換して、好きなタイプとか話して…。
雨はやんだころ、空に虹がかかっていたのは、今でもはっきりと覚えているよ。
その時、たまたま同じタイミングで目があって、笑いあったよね。
今ならイケると思って、告白をしてみた。君の返事には、本当に喜んだよ。

夫婦となった今でも、僕はしっかり覚えているよ。君は覚えている?
そんなことを思い出しながら、僕達は空を見上げ、虹を眺めるのであった。

2/20/2025, 11:56:17 AM

あなたは、まだ気づいていないんだろうか。
私があなたに心を寄せていること。
あなたは、まだ気づいていないんだろうか。
私があなたを見つめていること。
少し悲しい。・・・でも、それでいい。それがいい。
私の気持ちを知って、あなたが変わってしまっては嫌だから。
今のままのあなただけを愛しているから。
そんなことを考えながら、私はひそかな想いを育てていく。

2/19/2025, 12:34:13 PM

―あなたは誰?
いつも私と同じ電車に乗っていて、北校の生徒。
目が合うと、たまにペコってお辞儀してくれる。
私はまだ、それだけしか知らない。
名前は?趣味は?誕生日は?
見れば見るほど、きれいな顔だなと思う。
いつか、あなたと話せる日が来るのだろうか。
この気持ちの名前を「恋」というのだろうか。

2/18/2025, 10:46:57 AM

この紙を拾ってくれた方へ
あなたは今、人生を楽しんでいますか。
生きるのを諦めようとしていませんか。
辛いときは、一緒に生きている仲間を頼っていいんですよ。
怪我をしていなくても、心が苦しければ、病院に行ってもいいんですよ。
あなたなりの方法でいいんです。生きてください。
あなたの命が続く限り、生きてください。

そんな手紙を書いて、屋上から飛ばす。
もう、疲れた。私が生きている意味って、あるんだろうか。
もう、嫌だ。私の言うことは、すべて否定される。
もう、つらい。他の人には、こんな気持ちになってほしくない。
私は、目に一筋の涙を浮かべて、フェンスから飛び降りた。

**********************************

みなさん!朗報です!私、このアプリ初めて、今日で5日になるんですけど、
まさかの合計の♥数が43個になりました!私の作品を「もっと見たい」と
言ってくれた方々、本当にありがとうございます!これからもよろしく
お願いします!             恋する乙女―小5女子― より

Next