NoName

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9/5/2024, 11:20:35 AM


  八
   秒
    の
     木
      漏れ
        日

          半
           日
            目
            の
             初
              秋

9/3/2024, 6:48:41 PM

                     そ
                     の
                     窓
                     に
                     生
                     ま
                     れ
                     し
                     守
                     宮
                     の
                     そ
                     の
                     窓
                     に
                     て
                     首
                     を
                     振
                     上
                     ぐ
                     る
                     そ
                     の
                     目

8/29/2024, 7:51:56 PM

台風が来るというのに玉葱は芽を出してるし最終話だし

8/27/2024, 8:10:19 PM

視界の端に仄白いものが過った。あれ、と思うも束の間、今度は硝子戸のむこうにある隣室に灯りがつく。ぱ、と鳴る。人感センサーが反応していた。灯りが消え、間髪入れずに玄関の戸を外から掻く音がし、それも止んだかと思えば今度は天井裏に足音がある。その繰り返しである。懐中電灯を片手にそれぞれの部屋を巡るものの正体は掴めない。鳴り様が部屋によって変わるのだ。いずれも同時には鳴らぬ。だから同じものが鳴らしているように思われる。虫よりは重い。鳥ではない。けれども、各々の部屋の音の示す質量はすべて異なっている。鼠ほどのものを感じさせる音もあれば猫の立てるような音もあり、戸を掻く音は幼児の爪を思わせる。似たような話をどこかで聞いた気がした。鵺。ではこれは客か。そう呟いた瞬間すべての気配は止んで、それぎり何も鳴らぬ。

8/18/2024, 7:13:06 PM

           ま
           な
           ざ
           し
           を
           捨
           て
           お
           く
           た
           め
           に
           あ
           る
           月
           が
           天
           頂
           へ
           立
           つ
           詩
           な
           ど
           い
           ら
           な
           い

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