2/23/2024, 7:54:12 PM
あなただ、あなただ、と繰り返し秘した胸が私を愛してくれもした
2/22/2024, 6:58:21 PM
あの辻の仏は花も饅頭もなくて仏のまま朽ちる
2/20/2024, 1:00:50 PM
春の闇は格別なる立体。肺を焼かぬ。鼻腔を侵さぬ。決してみずから触れては来ぬ。待ってある。踏まれている。聴かされている、空間がある。遠く遠くを嗅いでゆく。遠く遠くにおのれでないものがある。遠く遠くまで明らかなる呻き。生きたり死んだり、忙しい。忙しいものはわたし。わたしは歩んでゆける。希望とはわたしでないものを矮小と定めることだ。わたしは進む。闇は格別なる立体。
2/20/2024, 8:47:21 AM
杉葉かく日取りをおもう三月の闇のひたすら象るように
2/16/2024, 6:06:54 PM
菜の花のさなかに墓じまいをしよう、と林檎をきちんと腐らせて冬