12/6/2023, 8:01:07 PM
手をとりあいすすむ花野を夢想なさい、と鏡合わせに傾くカップ
12/5/2023, 2:49:50 PM
水と水でないものとの分断線がわたしに引かれた
12/4/2023, 3:04:56 PM
あのゆめで筆を折ったイアンは忘れたころに雪になる?
12/3/2023, 7:15:45 PM
将来を想像できない子ども時代を過ごした。
それなりに悩み多き子どもではあったけれども、理由はきっと悩み事ではない。
私にとって未来とは、児童文学を開けばそこにある世界のように、自分とは隔絶されたものだ。空想は大いなる他人事である。手をこまねいても自分のものにはならない。否、手にする手段そのものがないのだ。空想が空想であるうちには。
私には未来を想像することができなかった。
今ここにいるこの我が身へやってくるものとしての「未来」を、冷静に具体的に見定める機能が私の脳には具わっていなかった。
私はいつ死んでもいいと思っていた。死にたいのかもしれないと思っていた。でも死ねはしなかった。
なぜだろう、と思っていた。
今にして思えば、私は死にたいのではなかった。
ただずっと今際の際に立っていただけだ。
私は死にたいのではない。
死にそうなのだ。
そして、死ねないのだ。
9/22/2023, 1:24:05 PM
産声と絶唱との漣がわたし 月ではないものがわたし