【透明】
僕は透明な人になりたかった
どこまでも綺麗なまま
汚れを知らないまま生きて居たかった
でも、人と関わり交わり、色が増え
汚れることを知ってしまった
この先、さらに汚れてしまうこともある
ならば、とことん汚れてしまいたい
【終わり、また初まる、】
この世は初まっては終わり
終わってはまた初まる
学校、就活、社会、人間関係…
初めてのことは誰だって緊張するし怖い
だからと言って誰かがやるのを
ただ待つだけなんて
きっと後で後悔する
「あれくらい、自分だって」
「自分の方が先に…」
なんて後悔するくらいなら
その分野のファーストペンギンになってみろ
【星】
空を見上げれば星がある
昼夜問わず輝き続けるそれを
亡くなった人へ重ね、見守ってくれていると考えた
星は今も昔も増えては消え
消えては増えを繰り返している
空に輝く無数の星の様に
たとえ、淡い光だとしても
もがき、叫び続ければ
誰かがきっと見つけてくれる日が来る
【願いが1つ叶うならば】
もし、1つだけ願いがなんでも叶うならば
貴方は何を願いますか
天才になりたい
アニメキャラの様に能力を使える様になりたい
戦争がなくなればいい
大切な人に会いたい
大きな翼を手に入れて空を飛んでみたい
過去に戻りたい
夢を叶えたい
その人それぞれ叶えたいものがあるでしょう
でも、それは本当に神様の力がないと
叶えられないものですか
確かに報われない努力もあります
というか報われない方が多いでしょう
それでも、確かに貴方の中には残るものがあります
夢は自分で叶えるからこそあんなにも輝くのだから
もし、1つだけ願いが叶うならば
私は家族が、友人が、大切な人たちが
ちゃんと生きて何気ない日々を日常を過ごす
そんなことを願いたい
【嗚呼】
嗚呼、またやってしまった
どこだ、どこを間違えた
どうして上手く立ち回れないんだ
今日もひとり、反省会
何度繰り返してもそれを嘲笑う様に
バットエンドへと続く道
今度こそ上手く立ち回らないと
本当のハッピーエンドに進むために