さっくすぶるー

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11/17/2022, 10:32:59 AM

冬になったら、一緒に、イルミネーション見に行こうね。
冬になったら二人であったまろうね。

そうやって、約束した。
でも、果たせなかった。

私からお別れ言ったんだ。

だって、春になったら君は、大学生。
春になった未来を私は、描けなかった。

春になったら、春になってしまったら…

私は私からミライを放棄した。
自滅した。

でも、その方が、何倍も辛いこと、あとになって分かったんだ。

冬になったら、ずっと思い出すんだ。これからも。

11/14/2022, 10:21:58 AM



秋風は、湿気の少ない爽やかな風
なのに、それは少し、せつなさを持って
やってくる

爽やかさとせつなさ

父が亡くなった日は、秋風の吹く爽やかな日だった。
爽やかなのに、せつない。

不思議な気持ち。

秋風は、そんなふうに感じる風。

11/7/2022, 12:22:21 PM

あなたとわたしじゃ、住む世界がちがう。

そんなことを思いながら付き合っていた。
だから、苦しかった。

そもそも住む世界がちがうって言葉に
苦しめられるわたしがだいきらい。

わたしの住む世界がダメみたいじゃん。

壊れかけた蒼い恋愛。

でも、だいすきだった。
住む世界の違うあなたが、あのときの全てだった。

10/30/2022, 11:01:39 AM

昭和の賑わいを見せる商店街で育った。
幼い私は、いろんな店を行き来するのが日常であった。

服屋のマネキンの真似をする。
試着室でかくれんぼ。
肉屋の冷蔵庫に入り、探検。
金物屋の奥で宝探し。

思春期になり、そんな育ちを恥ずかしく思ったこともある。

全てがキラキラしていた。

今になって、それがどんなに貴重な思い出なのかに気付く。
懐かしさとは、せつなさを伴って訪れる。

10/29/2022, 10:12:22 AM

あのとき私が別れを言わなかったら。

もうひとつのパラレルワールドを考える。

あのとき大学生になる彼に対して不安がなかったら。
まだ高校生の私には、余裕なんてなかった。

違う世界の開けた彼に、すがるミライが嫌だった。

もうひとつの物語でも、ミライはきっと変わらない。
パラレルワールドでも、続きは多分

セツナクテクルシイ。

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