しゆカフェ 冬眠の準備中

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10/27/2025, 11:17:07 AM

この世界にはゾンビが蔓延っている
元々は感染症だったのに突然変異をして
みんなゾンビになっていった
私たちが小さい時に突然変異したらしいから
詳しいことは分からない
だけど
友達がゾンビになってハンターに駆除されていくのを
部屋の中から見ていた
辛かったし悲しかった
兄はハンターになった
かっこよかった
昔から私を守ってくれたから
だからあんな姿見たくなかった
歳が離れていて仕事も忙しくて中々会えなかったけど
私は兄が好きで尊敬していた
だから私もハンターになった
いつ死ぬか分からないけれど
人間として死ぬその時まで焔を燃やしていたい
そう思った
「行ってきます、お兄ちゃん」
『行ってらっしゃい、気をつけろよ』
そんな声が聞こえた気がした

10/27/2025, 8:40:03 AM

恋の方程式
よく聞く言葉ですよね
授業なんかじゃ取り扱わないし
取り扱ったとてわかるものじゃないし
わかっても特に何かある訳じゃないし
片思いしてる時、あれだけ知りたいと思っていたのに
いざ分かりかけてみると知りたくないと思ってしまう
人間は恋愛脳なもので
ささいな出来事でさえ
何かと恋だ愛だと騒ぎ、茶化す
自分だけ知れるとかなら
知っていてもいいかもしれないが
他人も知れるのなら永久に解は出なくていいと思う
そんな人生において
高校生においての最大の問い
文系の方が有利なのかもしれない

10/25/2025, 1:18:12 PM

誰もいないはずだった教室
お昼ご飯を食べようと空き教室に来たら君がいた
真っ黒で直毛な髪に長い足、綺麗な横顔
羽でも生えてるんじゃないかと思った
「やば、めっちゃイケメンじゃん」
『ありがと、ってか誰?』
やや低い声もまた魅力的だった
「俺A組の成瀬」
『お前同じクラスなん?知らなかったわ』
同じクラス?こんな奴いたら女子たち見逃さなくね?
『まぁいつも寝てるししゃーないか』
いつも寝ているやつは橘しかいない
だけどあいつはいつも前髪で顔を隠しているはずだ
「お前橘?」
『おん、成瀬飯食おうぜ』
「おう」
橘と話したことなかったけど案外良い奴かもしれない

この考えが全くの見当違いだったことに気がつくのは
また別の話

10/23/2025, 1:51:06 PM

学校の作文などで一度は聞いたことがあるお題
この歳になっても未だに最適解を見つけられずにいる
鼻炎が酷いからティッシュがいいのではないか
と思った時もある
目が悪いから人間離れした視力がいいのではないか
と思った時もある
なんでも出来る友達を連れていくという手もある
とも思った
何が正解とかがないから
このお題は重宝されているのだろう
いつか友達にも聞いてみたい

10/23/2025, 9:49:06 AM

体育のあとの教室
ボディシートの匂い
桃とかシトラスとかが混ざって絶妙に臭い
でも密かに香るムスクの匂い
それだけは嗅ぎ分けることができる
気持ち悪い?
僕もそう思う
でもムスクの香り好きなんだ
落ち着く匂いがする
誰の匂いかは分からないけど
次の授業は...古典か
あまり得意じゃないんだよなぁ
みんな寝るし...
チャイムと共に号令がかかる
20分後
ほとんどの人が寝ている
こんなに寝ていて大丈夫なのかと思う
無論隣の席の人も寝ている
窓が空いているから秋らしい冷たい風が吹いてきた
この前までめちゃくちゃ暑かったくせに
もう鳥肌がたつくらい寒い
冷たい風と共にムスクの香りがした
ムスクの香りあんただったのか
男が好きな匂いは共通なのだろうか
隣の席の男からムスクの香りがした
『女子だったら良かったのに...』
「ここテストに出るからな〜」
先生の大きい声で授業中だったのを思い出した

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