私は読書が好きだ
特にファンタジーやミステリーが好きだ
本を開けば現実とは違う未知の世界が待っている
ゆっくり足の先からお湯に浸かっていくように
周りの音が何も聞こえない環境に
ズブズブとハマっていく
本の内容もそうだがこの感覚もとても好きだ
ひとつ懸念すべき点としては
周りの音が聞こえなくなるため
本を読み終わった時には高確率で
目の前に怒っている人間がいることだ
性格診断を授業でやった
みんなで一斉にマークシートで記入する
タイプのやつをやった
それがこの前帰ってきた
協調性の欄があって最高評価だった
この私が...?
と思ったが何度みても評価の欄は変化しない
友人によると私はあまり意識していなかったが
周りの顔を伺って過ごしていることが多いらしい
自分の心の声を聴いていなかったのだ
最後に聞いたのいつなんだろうな
君とわかれてから2週間が経過した
あの日のことをすごく後悔している
なぜ別れてしまったんだろうと今更ながら思っている
君が僕のために作ってくれたご飯
君も忙しかったはずなのに
1日も欠かさずにしてくれていた家事
君が毎日くれた小さな愛を
僕は返さずにいたから
大きな不満となってついに爆発してしまった
『はぁ...』
大きなため息をはいて
モノクロになってしまった部屋で息をする
窓の外で輝いている月を厚い雲がおおってくれるのを
今日も願っている
嫌なことがありました
たくさんたくさんありました
学校にものを忘れてきてしまいました
クラスメイトが色んな人の悪口を言っている所を
目撃してしまいました
家のWiFiがおかしくなりました
こんなにも...こんなにも
私の頭上をおおっている空は綺麗なのに
私の周りはゴミみたいでした
どこ?まじでどこ?
かれこれ20分は探している
本当にどこにいったんだろう
どこにもいかないでほしい
全部私が悪いんだけど
昨日は絶対にあったはずなのに...
数学の教科書どこ〜?