しゆカフェ かき氷食べ始めました

Open App
5/9/2025, 12:18:58 PM

私の好きな人は画家だった
近所に住んでいた少し歳の離れた憧れの人
天才は短命だという決まりがあるのかのように
君は若いうちにいなくなってしまった
君が好きで君に憧れていたから
私も絵を描く仕事につきたいと思っていた
明日私は美大に行くためにこの地を離れる
最後に君のアトリエに訪れた
君が生きていた形跡はそのままだった
幼い頃に君にもらったスケッチブック
何年も使っていたからボロボロになってしまった
最後の1ページに
この場所にいる最後の日に
私は夢を描く

5/8/2025, 1:48:36 PM

何度も何度も何度もあなたに好きだと伝えても
何度も何度も何度もフラれる
好きになったのは2ヶ月くらい前
その次の日から
何度も何度も何度も何度も
アプローチし続けてるけど
この思いは届かない...
でも諦めたくないから
何度だって君に好きだと伝えよう

5/7/2025, 11:12:14 AM

木漏れ日が爽やかな昼下がり
風が強くて涼しい
木のそばにあるベンチでウトウトしていたら
前からめちゃくちゃ泣いている人が来た
心配になって声をかけた
どうやら失恋したらしい
残念ながら僕はそういう話に無縁だから
うんうんと相づちを打つことしか出来なかった
「何かあったらいつでも話を聞くよ」
僕にできることはこれしかないから
口から出てきた言葉に驚きつつ
まっすぐに君の目を見た
先程よりも弱い風が僕らの間をすり抜けていった

5/6/2025, 10:56:11 AM

「ラブソングを聞いてとある人が思い浮かんだら
その人のことが好きらしい」
友達が教えてくれたが
あいにく好きな人が居ない
高校生にもなって初恋がまだなのだ
別にいいだろうと思う自分と
恋してみたいなと思う自分で軽く葛藤している
とか考えてる今日この頃
好きなアーティストがラブソングを投稿した
少し恥ずかしくなるような歌詞だったけど
めっちゃ良かった...
もう一度再生する
おかしいな...委員長の顔が浮かんでくる
なんでだろう?

5/5/2025, 1:33:12 PM

靴棚に手紙が入っていた
めちゃくちゃ小さく折りたたまれていた
そっと開くと
それはラブレターだった
だけど宛先は俺じゃない
クラスメイトだった
ちょっと期待した自分が恥ずかしい
若干つらい朝の出来事だった

Next