8/4/2024, 3:21:49 AM
目が覚める瞬間はいつも不思議な感覚に囚われる。
夢か現か、微睡のはざまに誘われ、気がついたら朝日が昇っている。
そうして眠気を覚ましていくと、先ほど見ていた夢のことなどすっかり忘れているのだ。
8/3/2024, 3:29:04 AM
病室にはカルキの匂いがあたりに充満していた。
廊下を抜けて、キミの病室にたどり着く。
キミはベッドの上でただひとり、窓の外を眺めていた。
すぐに僕の姿に気づいて振り返ったけども、その横顔が今でも忘れられないんだ。
8/1/2024, 3:20:51 AM
人は皆、本質的には一人なんだ。
群れることはあっても本心に触れることはない。
そうして生きる手段も、あっていいんじゃないか。
7/31/2024, 3:29:35 AM
澄んだ瞳でこちらを見ないで
おれにはお前の存在が、眩しすぎる
信じないでくれ、愛さないでくれ
こんなおれなんて見つめたら
無垢な瞳が、汚されてしまうから
7/30/2024, 3:33:31 AM
この世界は、一つの船に例えられる。
果てしない航路に向かって僕らは旅を続けている。
たとえ嵐が来ようとも、このオールを手放すことはない。
漕ぎ出した先が絶望に塗れていても、僕らは一縷の望みをかけて立ち向かうのだ。