病室にはカルキの匂いがあたりに充満していた。廊下を抜けて、キミの病室にたどり着く。キミはベッドの上でただひとり、窓の外を眺めていた。すぐに僕の姿に気づいて振り返ったけども、その横顔が今でも忘れられないんだ。
8/3/2024, 3:29:04 AM