11/24/2023, 3:23:12 AM
落ちていく。底はない。
浮遊感と重力の赴くままに、ただただ下へと向かう。
下へ。下へ下へ。
そこには何も見えない。ただ無の空間が広がっている。
私はどこへいくのだろう。そんなことを考える暇もないまま、虚空に吸い込まれるように落ちていく。
私の身体は次第に小さくなり、やがては点ほどの存在に成り果てた。
そうしてようやく私は気が付いた。
ああ、そうか。これが死だ。
これは私を終わらせるための穴なのだ。
11/23/2023, 5:24:15 AM
窓辺で夫婦は見つめ合い、笑顔を浮かべた。
互いの手を握り合いながら、「いつまでも一緒にいようね」と男は誓った。
喧嘩も泣き笑いも、共に乗り越えてきた二人。
その旅路で、少しづつ心が一つになっていく。
きっと夫婦の絆はそのまま未来へ続いていくのだろう。
幸せが溢れる日々が、二人を包み込んでいく。
11/22/2023, 3:13:41 AM
どうすればいい?
と、よく悩むことがある。
人生の決断や新たな進歩に不安を感じ、もう虚構でもいいから指針を示してほしいと思うことすらある。
悩むことは結構。
でもそういうときは心に隙があって、詐欺とか嫌な大人につけ込まれやすいので注意してね。
と、未来の私に向かって、言ってみる。
11/21/2023, 3:22:36 AM
失って初めて気づく、僕にとっての宝物。
それはまるで空気のように軽やかで、無くなる時はするりと手からこぼれ落ちていく。
そっから後悔しても遅いから、今ある宝物をちゃんと認識して大切にしていこう。
11/20/2023, 3:25:26 AM
蝋の炎は真っ赤に燃え、白熱蛍光とは違う色味を生み出す。
原初の炎だ。
赤みを帯びる光は煌々と燃え輝き、蝋が尽きるまで全てを燃やし尽くそうとするだろう。