9/18/2023, 3:01:14 AM
色とりどりの花畑があたり一面に広がっている。
見慣れないその場所に思わず目を擦ると、ぼやけていた視界がクリアになっていき私はさらに驚いた。
花以外には何もなく、柔らかな風が頬を撫でる。
ここは黄泉の国だろうか。私は頭を抱え、必死に記憶をなぞり始めた。
9/17/2023, 4:19:02 AM
空が泣く、私も泣く。
雨に紛れて涙が見えなくなるから、ちょうどいい。
悲しい空はまるで私の心を映し出す。
空にいるキミと、私の涙雨。
9/16/2023, 1:35:25 AM
君からのLINEを見た瞬間、私はベッドの上から跳ね上がる。
なんだっていい。「今暇?」だけでもいい。
君は気づいていないかもしれないけれど、君からの言葉を受け取るだけで私は天へと昇る感覚だ。
まだ早いかな。そろそろかな。というタイミングで私はLINEを返す。
「何?わたし忙しいんだけど^^;」
本当は全然暇だけど。私は重い女だから、好意があると思われないように。
そしてまた既読とメッセージの間をドギマギしながら見守るのだ。
9/15/2023, 3:23:11 AM
この命、燃え尽きるまで生きよう。
たとえそれが何も生み出さなかったとしても、無駄な死なんてひとつもないのだから。
9/14/2023, 3:53:41 AM
早く起きすぎてしまった時の、夜明け前の薄明かりが好きだ。
日中とは違う冷え切った空気が、人のいない街路を抜けている。
澄み切った風の心地よさと、まだ眠気の覚めない視界とが混ざり合って、まるで日々の慌ただしい空気から抜け出したような感覚を覚える。
そしてまた眠り、微睡の中へと誘われていくのだ。