7/10/2023, 3:35:23 AM
私の当たり前
人に迷惑をかけない。
人を不快にさせない。
人を怒らせない。
人を失望させない。
人を傷付けない。
人を殺さない。
人を悲しませ、人の心を壊さない。
……できているかどうかは、また別の話
7/9/2023, 3:23:14 AM
夜行電車の窓を覗き込む。
街の明かりが、遥か彼方に遠ざかる。
近年では開けている窓から吹き付ける夜風が心地よい反面、私はどこへ行くのだろうと思考を巡らせる。
「どこか遠くへ行こうよ」
そう言った友人の言葉が脳内を駆け巡る。
車はないので、電車で。
その友人は隣のベッドで静かな寝息を立てている。
日常の柵から外れた、当てのない旅。
期待と不安が綯交ぜになった顔を、電車の灯だけが照らしていた。
7/8/2023, 3:54:08 AM
短冊に、願い事を。
満天の星たちが、まるで大きな川になるように。
一年に一度、逢瀬を重ねる織姫と彦星のように。
その願いも、言霊となりて願いを叶えるであろう。
7/7/2023, 3:30:14 AM
大人になるにつれ、会わなくなる人がいる。
たまにあの人どうしてるのかなぁ、と友人同士で思い出す。
わたしと同じく、学業が落ちこぼれだったあの人。
「やべ〜〜」って笑いながら、一緒にゲームしていたあの人。
実家を継ぐために遠方の資格の学校へ行ったあの人。
その人はちゃんと資格が取れたのだろうか。
うまくやれてるだろうか。
まぁ私も人のことを言えた義理じゃないけど。
少なくとも私は、なんとかやれてるよと言いたい。
7/6/2023, 3:16:13 AM
星河一天
満点の星空がビロードのような宇宙の闇の中瞬いている。
その一つ一つは同じように見えて、全く違う。
膨大な恒星か、微かな塵か。はたまた我らと同じような青い球か。
星はいつだって、我々に夢と浪漫を与えてくれる。