8/31/2025, 1:39:08 PM
夏が終わる、淋しい気配
とは言えないくらいすごく暑い
情緒とか侘び寂びとかそんなこと言ってられないくらい暑い
もっと淋しい空気が漂ってくるはずの8月31日よ、もう一度
『8月31日、午後5時』
8/30/2025, 2:15:30 PM
それを知ると、
楽しさが二倍になります
おなじ道を歩きたくなります
おなじ思いを持ってほしくなります
ひとりでいるのが平気だったはずなのに、淋しくなります
『ふたり』
8/29/2025, 12:33:48 PM
手元を照らす卓上ライト
熱々のココア
膝の上には犬の重み
ブランケットを掛ければもう完璧
そうして目の前の開かれた本に向き合う
『心の中の風景は』
8/28/2025, 1:18:55 PM
夏草や兵どもが夢の跡
あの歌は嘘じゃない
夏の草はすごい
どれだけ丁寧に草むしりをしても、根こそぎ抜いても、
雨が降ってしまえば、次の日にはあちこちからぴょんぴょん顔を出し始める
自宅の庭という限定された狭い土地でこの成長力だ
誰も手入れをしない野っ原じゃあ、すさまじい勢いで伸びていったのだろう
どれだけ多くの命が消えても、それに取って代わるようにぐんぐん広がる夏草
人間なんてそんなもんと言われているような、そもそも人間なんて気にしてないような、そんな成長っぷり
しかし手入れをサボると庭が恐ろしいことになってしまうので、無駄な抵抗だと理解しつつも諦めるわけにはいかないのだ
『夏草』
8/27/2025, 1:55:29 PM
いなくなって何年も経つけど
散歩中に嬉しそうにこっちを見る顔
撫でてほしくて手のひらに頭をこすりつけてくる温度
昼寝中の安心しきった平和な寝顔
炬燵の中の無防備すぎるヘソ天
なくなったりしない
全部、ここにある
『ここにある』