もう助けてなんて言わない。
誰も助けてくれないのはわかっているから。
涙も急にとまる。なぜ降るのかわからない雨のように。
助けてなんて言わない。
だけど助けてあげる。
だけどなぜか、まだ私を助ける準備ができないみたいなの。いくら時間がかかってもいいと思っていたけど、時間がかかれば、崩れていく。
うまく回らない。すべてが壊れた。
どうすれば正しいの??????????
生きるのに困窮するこの気持ちは誰も、わかってくれない。当たり前のようにできるあなたたちには。
同士たちよ。手を取るよりさきに何処かへ行かないで。
一生私にしかわからない苦しみがあるというのに、どうやって万人受けする話ができるの?
助けては言わない。
誰かというのは、助けてくれる人ではないから。
一人で立ちなさい。
転ぶ時も一人で転んでいなさい。
立ち上がる時も一人で立ち上がりなさい。
立てないならば、立つための支えになる人の元へ這いつくばってでも行きなさい。
死にそうになったら大きな声でなきなさい。そうしてずっと止むまで泣いていなさい。
そのうち私が助けに行くから。
どうでも良くなってくれてありがとう。
どんな人が好きなの?って聞かれるたびに、空っぽじゃない人って言ってきた。
空っぽで中身のない、つまらない人は嫌って。
でも、本当に空っぽで、埋めようと必死で、それでも一番深いところは空っぽのままで、隠そうとしてきたのは
私だった。
きっと穴が空いているから、もうなにを詰め込んだって埋まらないんだろう。
羨ましい、たくさん詰まっている人が。
自分を否定しすぎて他人を否定する君は化け物だよ
それから、
君といると、世界中に希望も喜びも消える。
もう君が嫌いだ。
君は、他人を殺すんだ。
君は可哀想な人だ。
他人に向けられた牙を自分の内側から同じように生やしていく。まるでそれは仕方のないように君は言う。
君は一生奴隷のままじゃないか。
君は他人に牙を剥いては、上に牙をしまう。
滑稽だよ。君のそんな生き様は。
まだかつての君のほうがずっと美しかったよ。
君はもう腐ったんじゃない?
生まれてこなければよかったと思えば、母もまた、産まなければよかったと思うんだろうか
古いアルバムの香りのする曲は、なにもわかってない私が映る。
なんで今の私よりも幸せそうに歌うの?
もう遠い日の夜だったんだろうけど、忘れられないまま。ついでに幸せの香りもするって気づいたよ。
ねえお母さん。期待はしないけどお父さん。
もし、私がもう一度生まれてくるなら、今度は蝶よ花よと育ててよ。
私を新窓の令嬢でも箱入り娘でも。それでも愛してね。
そしていつか籠の扉をそっと開け、ただ美しい世界へ飛び立たせて。
ごめんね、