花灯

Open App
2/6/2026, 11:40:47 AM

時計の針
世界中の“それ”が止まってしまえば不安なんてなくなるのかな

2/4/2026, 2:41:51 PM

Kiss

「キスしたい」
初めてそう言われた時なぜか今まで経験したことがないくらいの嫌悪感を感じた。

12/10/2025, 11:15:45 PM

ぬくもりの記憶

「だっこして」
変わってるようで変わらないよ
あの頃の思いはそのまま
悲しさも寂しさも不安も何もかも包み込んで溶かしてくれたあなたの
今もただあなたのぬくもりを求めてるんだ

11/18/2025, 3:34:45 PM

記憶のランタン

生きていると、突然どうしようもなく心が沈むことがあるかもしれない。
理由も言葉も追いつかないまま、
「もう無理だ」「どうすればいいんだ」
って思い詰めてしまう瞬間が、誰にだってやってくる。
世界がまるごと真っ暗になって、
自分ひとり取り残された気がして、
前に伸びてるはずの道さえ見えなくなる日が。

でもね、そんなときこそ一度、
そっと後ろを振り返ってみてほしいんだ。
君の背中には、たくさんの灯りが並んでいる。
温かく揺れる小さな炎。
それこそが、君が持っている【記憶のランタン】
そのランタンに灯っている光は、
どれも君自身がこれまでの人生で獲得してきた宝物みたいなものなんだ。

ひとつは、知識のランタン。
本で学んだこと、先生に教わったこと、
誰かがくれたアドバイス、
自分で気づいた小さな答え。
それらは目に見えないけど、確実に君を支えてくれる。
知識は、暗闇を切り開くための武器になる。

もうひとつは、経験のランタン。
うまくいった日も、泣いた日も、恥ずかしかった失敗も、
経験は時々チクチクする。でもその痛みのおかげで、
君は前より優しく、強くなってる。
経験は戦い方を教えてくれる。

そして最後に、思い出のランタン。
夕暮れの帰り道で笑い転げた瞬間、
涙を拭ってくれた友達の手、
木々を揺らす夕方の風、
胸の奥がじんわり温かくなった出来事。
たった一瞬だったのに、時間が止まったみたいに心に残ってる場面。
季節が移り変わろうとも、どんなに歳を重ねたとしても
それは、永遠に揺れる灯火。
思い出は君を動かすエネルギーになる。

君の世界が絶望で塗りつぶされたように思えても、
実際は、真っ暗なんかじゃない。

だって君の背中には、
これまで歩いてきた日々がつくったランタンがたくさんついている。
灯りの数だけ、君は生きてきたってことだから。

その灯りは未来を無理やり照らしつけるような強い光じゃない。
もっと優しく、じんわりと道の輪郭を浮かび上がらせてくれる。

だから暗闇の中でも一歩を踏み出せるようになる。
記憶のランタンは、君が進む道しるべになるから。

9/20/2025, 5:52:57 PM

既読がつかないメッセージ

「駅前にカフェできたんだって。一緒に行こうよ」
送信。
既読はつかない。
でも、君なら「いいね、行こ!」って笑って言うだろう。
俺はそんな返事を勝手に思い浮かべてにやけてしまう。

「会いたい」
思わず打った一文はすぐに消した。
弱音みたいで、君が心配する気がしたから。

「前行った遊園地また行きたいな。」
「今度は晴れた日に。」
送信。
やっぱり既読はつかない。

それにしても雨の音がうるさいなと耳を塞いだ。
雨の日は嫌いだ。

いや。嫌いになったの方が正しいだろうか。

あの日も雨が降っていた。
「雨の日も一緒なら悪くないよね」なんて、
君はずぶ濡れの服なんて気にもしてないように笑いなが言った。

「またねー!」
いつものように手を振った。

ただいつもとは違った。
返事がない。

その代わりに
ベシャッ
雨音の中に重く湿った音が響いた。
なんの音だろう。
その答えはすぐ後ろに。
残酷にもはっきりと。

そこにあるのは
雨で濡れていた服は真っ赤に染まり、もう人の形をしていない君だった。

「会いたい」
結局送ってしまった。
でも今回はちゃんと有言実行するよ。
「今から君の所へ行くよ。」
送信。

ベシャッ
また雨音の中に重く湿った音が響いた。

Next