るに

Open App
7/21/2025, 4:09:24 PM

星を追いかけて
世界を3周くらいした私の話。
私がそれほど幼くない頃、
流星群を見るために丘に行った。
たくさん星が降っていて
すごく綺麗だった。
少ししてから
虹色の光を振りまいて
太陽を単純化したような形をした、
一番綺麗な流れ星を見つけた。
あれは幸せそのものかも。
あれがあれば幸せで、
あれについて行けば幸せで。
そう思ったら
勝手に身体が動いた。
自分に出せる最高速度で
走って追いかけていた。
星はだんだん
流れていくスピードが落ちてきて
歩いてでもついていけるくらいになった。
そこからはラッキーで幸せなことが続いた。
道を見ると毎日お金が落ちていて
そのお金で食べ物も
飲み物も寝床も手に入った。
たまに降ってくる星の虹色の光は
小さな光の人になって
服やトランクを出してくれた。
星を追いかける前は
ずっと変わらなくて
味気ない毎日に正直嫌気がさしていた。
だからこんな、
毎日違う場所を歩いて
景色を眺めて旅するのは
すごく楽しかった。
何年か経った時、
世界を1周したことに気づいた。
あの丘が見えたから。
星はまだまだ流れていく。
私はこの楽しい毎日が
日常となって
当たり前だと思うようになっても、
追いかけたいと思った。
私は迷うことなく丘を過ぎ、
また星を追いかける。
"Good Midnight!"
世界を3周くらいした頃、
ちょうどあの丘で
星は降ってきた。
そして今までよりもっと多くの
虹色の光を振りまいて
もう大丈夫、と
私を安心させてくれるような
そんな間隔へと誘った。

7/20/2025, 2:28:57 PM

今を生きる全ての誰かへ
何かを訴えて
心を動かせるとしたら
何を訴えるだろう。
戦争をしちゃいけないこと?
食べ物を粗末にしちゃいけないこと?
誰かをいじめちゃいけないこと?
大体の人は
自分や世間がされて嫌なこと、
絶対になくならなければいけないことを
訴え続けるんだと思う。
けど私は、
もっと綺麗なものを訴えたい。
早起きして見る日の出は綺麗なこと。
入道雲が雨を降らすこと。
1人でする夜更かしはとても楽しいこと。
まあ、
綺麗なものなんてごく僅かで
訴えれそうなのは
もっと僅かなんだけどね。
いつかの
後悔してもしきれないあの気持ちも
とても綺麗だった。
涙は拭おうとも思わず、
歯を食いしばり
嗚咽混じりの声を漏らしていた。
もう永遠に戻らないものこそ
一番儚くて綺麗なんだと
よく分かった瞬間だった。
"Good Midnight!"
経験というのは
その人を大きく変えるものになる。
それを訴え、心を動かし
これからの糧にする、
そんなことが出来たら
世界はこんなに
クソになってないわけで。

7/19/2025, 1:59:39 PM

白く自由なカモメは
遥か彼方へ飛べ。
海を越え、山を超え、
未知なる世界を
自分の目で見て確かめるんだ。
そして他の者が見たものの話を
簡単に信じちゃいけない。
ちゃんと自分で見る。
それを心がけて
間違いを押し付けることなく
白いまま生きるんだよ。
白いカモメたちが
黒いカモメに何度も教わる。
黒いカモメは
もうカモメとは言い難い
暗黒の鳥と化していた。
のちにこのカモメを
カラスと呼ぶ。
知識が豊富なので
とても賢き生き物となった。
カラスは仲間を常に嫌っていて、
共食いまでする。
"Good Midnight!"
かつてカモメだったカラスは
賢く悲しき生き物に
分類されてしまった。

7/18/2025, 3:40:45 PM

今日はspecial day。
週末は
ずっと
ぐーたらしていられるから。
けど週初めからは
息を止める思いをして、
乗り越えなきゃ行けない。
週末までずっと。
でも今日は
週末の中でも特にspecial。
何を隠そうこの私、
今日地球を滅ぼすから☆
地球を殺めて私も…なんて
妄想が過ぎる。
そうできたら
どれだけ良いだろうか。
そもそもできてたら
私はもっと早くにやっていた。
耐える必要がないから。
はぁ。
また週初めを怯える週末を過ごすのか。
何も変わらずに
ずっとずーっと、
このままなのか。
"Good Midnight!"
気分が上がらない真夜中。
いい真夜中にできたらなぁって
空を見上げる。

7/17/2025, 3:53:10 PM

揺れる木陰に
殴られるように起きたのが今日。
のんびりしたスローライフで
陰が揺れて、
隙間からくる太陽の光は
大音量の目覚ましに等しい。
この平々凡々とした生活は
やりたくない事を頑張って、
泣きそうになりながら早起きして!
やっと手に入れたのに!
陰が揺れただけで起こされるのは
さすがに勘弁すぎる。
毎日がholidayだけど
私はいつも一生懸命。
肩の力を抜くのがどうも苦手みたいで。
夏のせいで今日も暑い。
夏のせいでセミがまたうるさい。
夏のせいでアイスが美味しい。
ああ、また
夏のせいで木々の緑が綺麗だ。
なんで私は
潰れそうになるまで頑張ってたんだろう。
馬鹿馬鹿しくて
けど笑い飛ばせるほど
強くはなくて。
"Good Midnight!"
このまま夏の隅で笑っていよう。
いつか夏のせいでと
押し付けないで済むように。

Next